家で簡単に作れる果実酒といえば、梅酒。
しかし、果実酒の世界は奥深いのです。
そこで、梅以外に家で簡単に作れる果実酒とその味の感想をまとめてみました!
キウイ酒
キウイ7~8個とレモン4個の皮をむき、砂糖200グラムとともにホワイトリカー1.8リットルにつける。 2か月以上熟成させると、緑色のビタミンCたっぷりのさっぱりしたお酒ができます。
実際に作ってみた感想
匂いは悪くないのですが、梅酒ほど「ああ、美味しい!!」というお酒ではない。美味しいお酒になりそうだったぶん、ちょっと期待外れだったかなぁ。
イチゴ酒
イチゴ1キロを氷砂糖100グラム~200グラムとともに、ホワイトリカー1.8リットルにつける。 1か月後には果実の色がお酒に移り、鮮やかな赤色のお酒が出来上がります。
実際に作ってみた感想
熟成が進むにつれて、お酒の色が鮮やかな赤になるところが楽しい。梅酒よりも甘く、香りがよいお酒になった。かき氷のイチゴシロップにアルコール分を入れたような味。つけたイチゴはジャムに再利用しても美味しいです。
バナナ酒
バナナ1キロをホワイトリカー1.8リットルにつける。2週間後にはバナナの果実がお酒に溶け込んだとろりとしたお酒が出来上がります。
実際に作ってみた感想
1回目、バナナの果肉とお酒が化学反応を起こしたのか、なぜか真っ黒に。とても飲む気になれずに始末しました。
2回目、今度は青いバナナで再挑戦。今回は黒くならずに、うっすらと黄色く濁ったお酒に。ペーパーフィルターで越して飲んでみたところ「バナナの香りを付けた焼酎」といった味でした。なぜか風味だけ芋焼酎。
コーヒー酒
コーヒー豆100グラムと氷砂糖100グラムをホワイトリカー1.8リットルにつける 。3週間ほどすると、コーヒーの色がお酒に移り、琥珀色のコーヒー風味のお酒ができます。
実際に作ってみた 感想
まさにコーヒーリキュール。とてもおいしい。牛乳で割ると大人のコーヒー牛乳になります。コーヒー豆は1年中手に入るので、しょっちゅうリピートして作っています。
トマト酒
トマト1キロをヘタをとらずにまるごとホワイトリカー1.8リットルにつける。2か月ほどすると飲み頃に。
実際に作ってみた感想
香りはトマト。でも味は焼酎そのまま。塩を入れて飲むとアルコール入りトマト風味ジュースといった感じ。そのまま飲むより料理の風味付けに使いたい。そんなお酒です。
いかがでしたでしょうか? こうしてみると、果物は何でもホワイトリカーに付け込めば果実酒になってしまうようですね。
ここで紹介したのはほんの一例。
スーパーの棚に美味しそうな果物が並んでいたら、自分だけのオリジナル果実酒に挑戦してみるのもよいでしょう。