Amazonが3Dプリンターで作られた商品を販売開始!究極の受注生産に舵をきる!?

シアトルに拠点を置く巨大ネット小売りのAmazon。

送料無料や翌日配送、ユーザーにぴったりの商品をディスプレイに表示するレコメンデーション機能を武器に、世界中で顧客の心を掴んでいる。

そんなAmazonが、3DLTとコラボして3Dプリンターで作られたアイテムの販売を開始しました。

 

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ジュエリーから工業製品までを販売

 

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3DLTは3Dデータを販売できるマーケットプレイス。2012年のサービス開始以降、多くのユーザーを獲得してきた。Amazonで販売するのはジュエリーや工業製品まで様々。3DLTで扱う商品を販売します。

今回の販売はあくまで試験的ということですが、大きな意味を持っています。Amazonの持つ超効率的な物流システムと3Dプリンターが組み合わされば、世界最高の受注生産工場となる可能性があるからです。

 

 

受注→製造→翌日発送

 

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3Dプリンターの技術が向上し、すぐに3Dプリントできるようになったらどうでしょう。それをAmazonが導入したとしたら、面白い受注生産システムができるようになるかもしれません。

ユーザーはAmazonに表示されるデザイナーが作った3Dデータを選びます。レコメンデーションシステムが機能するので、自分にぴったりのアイテムをプログラムが探し出してくれます。

気に入った商品があれば購入します。Amazonは注文を受けてから高性能3Dプリンターで製造を開始します。数十分で製造が完了し、配送の準備に取りかかります。商品がお客様に届けられるのは翌日です。

 

AmazonのCEO、ジェフ・ベゾス氏は3Dプリンターに対して冷静な見方をする発言をしていますが、その可能性を否定しているわけではありません。今はまだ時期尚早ということかもしれません。

アマゾンのCEOが株主に語った思い。3Dプリンターは業界構造を変えるか?

 

3DLTとの共同実験は、Amazonの新しい一歩を占うものになるかもしれません。

ページはこちら:http://www.amazon.com/b?me=A1V9JQ2VE1JCFX&ie=UTF8&qid=1394158041

 

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