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ライフ
STAP細胞を再現に成功 小保方さん、論文発表後で初
2014.3.6 10:05
[STAP細胞]
理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、新たな万能細胞「STAP細胞」の再現実験に初めて成功していたことが5日、分かった。理研関係者が明らかにした。研究者の間で、論文を基にSTAP細胞を作ろうとしても同じ結果を再現できないとの声が高まっていたが、成果の正しさを理研として改めて裏付けた形だ。
詳細な作製法、ネットで公開
理研は同日、STAP細胞の詳細な作製法を同研究所のホームページで公開した。
理研によると、小保方氏は理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)で先月、再現実験を開始。論文通りの手法でマウスの体細胞を弱酸性溶液で刺激し、あらゆる細胞に分化できるSTAP細胞を作製することに成功した。
細かい実験手順も含め同センターとして正しさを再確認したとしている。
理研が公開した作製法は小保方氏らが執筆。STAP細胞のもとになる体細胞の採取から、弱酸性溶液による刺激、その後の培養までの手順を記載した。
生後1週間を過ぎたマウスの体細胞では作製効率が大幅に落ちることや、細胞を浸す溶液の酸性の度合いが変化しやすいことなどを重要な点に挙げている。雄マウスの体細胞の方が雌より効率がいいという。
理研は「論文に書き切れなかった情報を盛り込んだ。他の研究機関でもSTAP細胞を作りやすくなると期待している」と強調。論文の画像や記述に不自然な点があるとの指摘には、「所内外の有識者で調査している」とした。
すべてはここから…「何百年の歴史を愚弄」と言われ…ES、iPSに続く「STAP」酸の刺激で作製
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