2014年3月7日04時12分
日本相撲協会の顧問がパチンコ業者との肖像権に関わる契約を巡って現金を受け取る動画がインターネットに流出している問題について、相撲協会は6日の理事会で協会の「危機管理委員会」(委員長=宗像紀夫・元東京地検特捜部長)が、情報収集に当たることを確認した。
理事会では、九重事業部長(元横綱千代の富士)が調査を求めた。動画には、50代の協会顧問が業者との仲介をしていた広告会社男性から現金を受け取る映像が映っていた。理事会後、九重親方は「名前が出てきた人(協会顧問)のためにも、ちゃんと調査をすればいい」と語った。
危機管理委員会の宗像委員長は「協会のコンプライアンスやガバナンスにつながる問題であれば、きちんと公平中立に(調査を)やる必要がある」としている。
相撲協会を所管する内閣府の担当者は、「すでに協会に問い合わせをしている。まずは事実関係の把握をしたい」と述べた。
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