法科大学院入試失敗を期に予備試験挑戦!1年分の回り道を取り戻す。
時間 | 行動 | 詳細 |
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7:00 | 起床・出発 | |
8:00〜 | 講義 | 1限が8:40スタートなので、1限がある日はしんどいです。 |
10:00〜 | 自習or昼寝 | 1限がある日はだいたい寝てます。 |
12:00 | 昼食 | |
13:00 | サッカー | 昼休み |
14:00〜 | 自習 | ロースクールの自習室で勉強します。翌日・翌々日くらいの予習がメイン。勉強会の準備やレポート等をやることもあります。 |
19:00 | 帰宅・夕食 | |
20:00〜 | 自習 | 早めに予習を切り上げて、その他の勉強をしたいと思いながらもだいたい終わりません。 |
0:00 | 就寝 | 睡眠はだいたい0:00〜6:00くらい |
私が予備試験を志すようになった一番のきっかけは、2010年の法科大学院入試に失敗をしたことです。今考えれば原因は色々と思い当たるのですが、一番の原因は自分の実力・能力を過信したことにあると思います。いずれにしても、そこで同期と比べて一年回り道をすることになってしまったため、その分を取り戻すために予備試験を受験しようと決意しました。
2010年に法科大学院入試に失敗した時に、そして今年の法科大学院入学前に、予備試験合格を目指す決意をしたのですが、実際に法科大学院に入学してみると、日々の授業の予習・復習の負担が、想像していた以上に重く、自分の能力的に、授業の予復習と予備試験の勉強をどちらも十分にこなそうとすると、どちらも中途半端になり、「二兎を負うもの一兎も得ず」という結果になってしまうのではないかと考え、どちらか一方に注力すべきだという判断に至りました。 予備試験合格のメリットは、通常より一年早く司法試験を受験できることだと思いますが、対して授業の予復習を重視し法科大学院でいい成績を修めることのメリットは、法科大学院の奨学生となれる可能性があることと、司法試験後の就活において成績が非常に重視される(という話がある)ため、それに備えることにあると思います。私は後者、特に就活における成績の重要性を考慮して、授業の予復習に注力し、特別に予備試験に向けた対策はしないことを決意しました。とは言っても、法科大学院浪人中の一年間は、しっかりと択一と論文の対策をしていましたし、論文については、法科大学院の前期配当科目についてはじっくりと勉強することができたので、今思えば、この決断が功を奏したのだと思います。 論文試験の合格発表以降の二週間は、ひたすらに口述の対策をしました。第一審手続解説、類型別等の学校の教材を読むこと、条文の素読、昨年度の合格者にやってもらった模擬口述のほか、LECの口述模試を受け、無事口述試験も合格し、最終合格することが出来ました。
個人的な印象としては、予備試験合格に要求される知識量というのは、東大ロー入試に要求される知識量と同程度なのかなと感じました。11月に入試が終わってから、ローの授業が始まるまでの半年間、バイトをしたり、海外旅行に行ったりと、全く法律の勉強から離れていたのですが(それはそれで大切なことだと今でも思います。)、その半年間、最低でも実力を維持する程度に法律に触れていれば、もう少し楽に合格することができたのかなと思います。
今後は、ロースクールに通いながら2013年度の司法試験合格を目指して勉強を続けていくつもりです。ロースクールを中退するかどうかは、司法試験の合格発表後にじっくり決めようと思います。いずれにしても、あと半年、司法試験合格に向けて本気で頑張っていきます。
予備試験受験にあたって、LECの口述模試を受験しました。論文試験の合格発表後、2011年度の予備試験合格者の先輩や同期に口述試験の話を聞かせてもらい、模擬口述などもしてもらったのですが、本番と同じような緊張感の中で経験を積むことが一番の対策となるだろうと考えたのがきっかけです。
先輩や同期などにやってもらう模擬口述などと違い、会場(水道橋本校)に出向き、スーツで行う口述模試には独特の緊張感があり、また同じように口述対策に励む他の受験生の姿を見ることができたのが、大きな刺激・経験になりました。また、口述模試直後にその場で試験官の方にフィードバックをいただけたこと、その中でも知識面以外でのアドヴァイス(なるべく目線を下げない、質問には端的に答える等)をいただけたのが、本番の口述試験にも大きく役立ったと感じています。
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