厚生局麻薬取締部が初の逮捕03月06日 13時30分
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指定薬物を含んだ違法なハーブを販売したなどとして、関東信越厚生局麻薬取締部は千葉県柏市のハーブ店の店長ら２人を、薬事法違反などの疑いで逮捕しました。
去年１０月、麻薬取締官に指定薬物の取り締まり権限が与えられてから、取締部による逮捕は全国で初めてです。
逮捕されたのは、千葉県柏市のハーブ店「ブルーラグーン柏店」の店長、金賢植容疑者（４０）と、従業員の男の２人です。
関東信越厚生局麻薬取締部によりますと、金容疑者ら２人は去年８月から１０月にかけて、店内で指定薬物を含んだ違法なハーブを販売したり陳列したりしたとして、薬事法違反などの疑いがもたれています。
２人は大筋で容疑を認めているということで、麻薬取締部は仕入れ先などについて捜査しています。
若者らによる乱用が問題になっている脱法ドラッグを巡っては、対策を強化するため去年１０月に施行された改正薬事法で、麻薬取締官にも指定薬物の取り締まり権限が与えられましたが、取締部による逮捕は全国で初めてです。