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福島第二原発データ表示されず
3月7日 2時46分

全国の原子力発電所の状態を監視している国のシステムで、運転を停止している東京電力福島第二原発の2号機と3号機のデータが表示されないトラブルが発生し、原子力規制庁が原因を調べています。

トラブルが起きたのは、原子力規制庁が全国の原発の状態を監視するために設置している「ERSS」と呼ばれるシステムです。
このシステムで、6日午後9時40分すぎ、福島第二原発の2号機と3号機の原子炉の圧力や温度などのデータが突然、表示されなくなりました。
このため、原子力規制庁は、2号機と3号機のデータを常時、監視できない状態で、データをファックスで送る態勢を取るよう東京電力に指示するとともに、トラブルの原因を調べています。
福島第二原発の2号機と3号機は、現在、運転を停止していて、原子炉の温度は20度から30度程度と安定しているということです。
ERSSを巡っては、同じ福島第二原発で2年前にデータが一時、送れなくなったほか、福井県の高速増殖炉「もんじゅ」でも去年、トラブルが続いています。

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