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NHK出版の社員を懲戒免職
3月6日 19時32分

NHKの関連会社、NHK出版の社員が架空の業務の発注などで合わせて1300万円余りを会社に支払わせていたとして、NHK出版はこの社員を懲戒免職にしました。

懲戒免職になったのは、NHK出版放送・学芸図書編集部の河野逸人編集長(52)です。
大河ドラマなどに関連する出版物を巡り、去年まで10年余りの間に架空の校正業務などを発注し、親族の口座に料金を振り込ませたほか、経費の不適切な請求をするなど、合わせて1300万円余りを会社に支払わせていたということです。
河野編集長は事実関係を認めているということです。
NHK出版は懲戒免職にするとともに全額を返済させることにしています。
また、上司の編集局長など4人も減給などの処分にしました。
NHK出版は「深くおわび申し上げます。再発防止に取り組むとともに、綱紀粛正に努めてまいります」としています。
これに関連して、NHKの籾井会長は定例の記者会見で、「極めて遺憾で、今後はグループのコンプライアンスの確立に一丸となって取り組んでいく。外部の弁護士などからなる会長直属の調査委員会を設置し、関連団体を対象に経理の適正化や再発防止策の策定に取り組む」と述べました。

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