「非正規」の交際2割未満=20代男性、正社員と差―厚労省調査
2014.03.06 19:55 記者 : 時事通信社 カテゴリー : 政治・経済・社会 タグ : 時事通信社
非正規社員の20代独身男性で異性の交際相手がいる人は、正社員の30.7%に対し、18.7%にとどまることが6日、厚生労働省が公表した「成年者縦断調査」で分かった。低年収の人ほど交際異性のいる割合が低いことも判明した。
調査は少子化対策として、2012年11月、全国約2万人の20代独身男女を対象に実施した。
交際相手のいる男性は25.5%で、女性の37.2%を大幅に下回った。年間所得400万円以上の男性では37%だったが、300万〜400万円は34%、200万〜300万円28%、100万〜200万円22%、100万円未満は17%と、収入に応じて低下。相手のいる男性の平均所得は259万円、いない人は225万円だった。
結婚する意欲のある男性も、正社員70.0%に対し、非正規社員は50.9%と低かった。
[時事通信社]