2014年3月6日17時02分
産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は6日、沖縄近海で未知の海底火山を発見したと発表した。熱水や泡の噴き上げを確認しているが、産総研は「現時点で差し迫った噴火の危険はない」としている。
海底火山は硫黄鳥島の西方約20キロにあり、高さ約1千メートル、海面から頂上部までの深さは100メートル余り。直径20~30キロメートルの範囲に少なくとも6カ所の熱水活動域があった。岩石を分析したところ、粘性の高いマグマでできた火山で、爆発的な噴火を起こしやすいという。噴火すれば溶岩や火山灰が海面上に噴き上げられ、航行する船に危険が及ぶ可能性がある。
産総研の下田玄グループ長(地球化学)は「これほど高い密度で熱水活動域が集まった海底火山は、日本近海では珍しい。遠い将来、噴火して島になる可能性もあるが、それがいつになるのかは不明」という。(山本智之)
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