維新:石原氏「原子力協定に賛成する」 若手「出て行け」
毎日新聞 2014年03月06日 21時09分(最終更新 03月06日 21時50分)
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は6日、会長を務めるエネルギー調査会の初会合で講演し、原発輸出を可能にするトルコとの原子力協定について「採決の時、賛成する」と述べ、党の反対方針に従わない意向を明らかにした。出席した若手議員からは「(党から)出て行け」との批判も出て、会合は紛糾した。
石原氏は講演で「原子力は必要だ」と持論を展開。石原氏に近い園田博之国会議員団幹事長代理が、原子力協定に関する造反発言について「党の崩壊につながる。賛成という言葉を取り消してもらえないか」ととりなしたが、石原氏は拒否した。
エネルギー調査会は原発政策について、維新が掲げる「2030年代までにフェードアウト」の工程表を作成するために設けた。党執行部は石原氏を会長に据えて取り込みを図ったが、裏目に出た格好。講演後、石原氏は党の脱原発方針が変わらない場合について「自分の文明論に反するなら許せない」と強調した。【阿部亮介】