小説や音楽、演劇など多彩なジャンルで異彩を放った中島らもさんがこの世を去って今年で10年。遺族やゆかりの俳優らが集まって、らもさんの作品と生き様を改めて「リスペクト(敬意)」する催しの数々を、命日である7月26日の前後に大阪市内で開く。らもさんの長女・中島さなえさんらが5日、記者会見を開き、明らかにした。

 企画したのは、さなえさんと、タレントの松尾貴史さん、俳優の山内圭哉さんら「らもさんとあれこれ関係のあった」面々だ。「一日だけじゃらもという人物を語れないし、遊びきれない」と1週間の「メモリアルWEEK」になったという。さなえさんは「はじめは身内だけと思っていたらどんどん話が大きくなった。父も喜んでると思う」と話した。

 初日の7月21日は松尾さんや升毅(ますたけし)さんらによる、音楽ありトークありのオープニングイベント。22日には桂米朝一門の落語家らが、らもさんが遺(のこ)した創作落語を披露する「らも噺(ばなし)の会」、命日の26日には大槻ケンヂさん、町田康さん、チチ松村さんらによるライブなどが予定されている。詳細は公式ホームページ(http://ramo-nakajima.com/memorial/)へ。(向井大輔)