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ページ更新時間:2014年3月6日(木) 19時09分
対馬の仏像盗難の実行犯逮捕 犯行計画に日本の180超の寺・神社
2年前、長崎県対馬市で文化財の仏像が盗まれ韓国に持ち出された事件で、韓国人の男1人が新たに逮捕されました。犯行計画ノートには、180を超す日本の神社、寺院の所在地が記されていたということです。
韓国の警察によると、逮捕された62歳の男は、有罪判決が確定しているほかの実行犯とともに、対馬市の神社などに盗みに入ったことを認めています。
男が所持していた、主犯格が作成したという犯行計画ノートには、福島や新潟など少なくとも8つの県の184の神社、寺院の所在地などが書かれていたということで、韓国の警察は、最初の標的が対馬の仏像だったとみています。これで犯行グループ全員が摘発されたことになります。
日本政府は盗まれた仏像の早期返還を求めていますが、韓国政府からは、明確な返答が来ていない状況が続いています。(06日15:42)