数年前は、私は、すぐに落ち込む性格で、
“嫌なこと”をいつまでも引きずるタイプでした。
そのため、元気になる言葉集や自己啓発本ばかりを読みふけっていました。
でも、ここ数年はそういったたぐいの本にお世話になっていません。
なぜだろう?
と考えてみると、このポイントにたどり着きます。
●【嫌いなことはしない。好きなことをする。】
●【必要以上に、背伸びしない。完璧な人間になろうとしない】
思い出してみると、落ち込んだり、元気をなくすときは、
肩肘を張って生きていた気がします。
『あの人は、いい人だ。 あの人は頼りになる人だ。
あの人はやさしい人だ。 あの人は立派な人だ。』
他人から言われたいと思う気持ちが強く
嫌なことも『NO』と言わず、自分を押し殺してやっていました。
完璧かつ背伸びした人間になろうと演じるので、常に緊張した状態になっている。
しかし、無理な背伸びを長く続けていると、ボロがでます。
疲れもたまります。いつしかすべてがうまく回らず
『どうして自分は、こんなにダメ人間なんだろう・・・』
と落ち込んでしまうのです。
ところが、いつからかすっかり開き直りの生活をしています。
『人生は一度きり。 好きなように生きてみるか。
他人の機嫌ばかりを気にせず、自分の機嫌を取る。
ダメな自分でも、それをよしとする』
そう思うようになってから、あまり落ち込むことはなくなりました。
人は、自分を責めたり
自分をダメ人間扱いしているときに元気がなくなるといいます。
自分は、自分を責めるのではなく、自分の味方にならなければならないんです。
ダメな自分でも、“よくやってるじゃないか”と、
自分で自分の肩をたたいてあげなければならないんですね。
明るくなる秘訣というより、暗くならない秘訣かも?
■世の中は恐れる心から逃げずに
行動を起こしてきた人たちが造っています。
ネガティブ思考の人が世を動かせるはずはないですし
そういう人に誰もついてはきません。
ネガティブな人が悪いと言っているのではありません。
しかし、ネガティブな人は損している気がしてなりません。
例えば、ネガティブな人っていうのは
文句や不満ばかり言っている人
やる前から『できない』『無理』を連発する人、などでしょうか。
英語ができない人は、英語は全て一緒だと思っているかも知れません。
しかし、英語だって話す人によって
話し方や出てくるボキャブラリーも違ってきます。
例えば、知識がうすっぺらい日本人が英語を話したところで、
話す英語の内容も薄っぺらいんですね。
英検1級の高校生よりも、
英検4級の“会社の社長”が、一生懸命話す英語の方が面白いんです。
『無理だ』
『俺にはできない』
『くだらない』
『頭では、分かっているけど、・・・』の “けど”。
こういった言葉を全て止める。
さらに、
“他人のあら探しをする”
“ひとつの問題に固執する”
“ないものねだりをする”
“不満をもらす”
“卑屈な態度”
“開き直り”
“いつまでも気にする”
こういった行為も止めること。
その代わり、
『何でもポジティブに考えること』
『何でも、できる方法があると考えること』
『問題に固執するより、解決策を考えること』
『他人のあら探しをする代わりに、他人のいいところを見つけること』
『できない理由を言う前に、できる策を考えること』
『ないものねだりする代わりに、あるものに感謝すること』
こういった、思考で言葉を発することが大事です。
プラス思考というのは、繰り返し練習すれば、自然と身につくことができるんです。
どんなに悪い状況にあっても、そこから逃げないこと。
前向きなプラスの思考すること。 恐れず行動してみること。
心がくさらない、とっておきの方法です。
さすがに私は、大事な商談前に、
鳥のフンがスーツにかかったときは、へこみました(笑)
ま、最後には、
『 おおー、俺には運(ウン)がついた 』と、
プラス思考をしましたけど。。。(^^;