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中国・天安門 毛沢東の肖像画汚され騒ぎに
3月6日 18時46分

中国の北京で向こう1年の重要政策を話し合う全人代=全国人民代表大会が開かれて警備が強化されているなか、天安門に掲げられている毛沢東の肖像画が汚されたとして、騒ぎになっていたことが分かりました。

これは、中国政府に批判的な活動家が運営するウェブサイトで伝えられました。
サイトに書き込みをした男性によりますと、日本時間の6日午後1時半ごろ、北京の天安門前で騒ぎが起きたため現場に近づいてみると、20代から30代の男が警察官によってねじ伏せられていて、その後、連行されました。
そして、男性が天安門のほうを見ると、はしごに登った作業員が門に掲げられている毛沢東の肖像画を拭いているような様子が見られ、警察が周囲およそ200メートル以内に一般の人たちを立ち入らせないようにしていたということです。
このサイトへの別の人物による書き込みによりますと、肖像画に向かって男が黒いインクのようなものをまいたのが目撃されたということです。
天安門前では去年10月、車が歩道に突っ込んで炎上する事件があり、中国当局はウイグル族によるテロと断定しています。
5日からは天安門に近い人民大会堂で、向こう1年の重要政策を話し合う全人代が始まり、周辺の警備が強化されていますが、当局を批判するビラをまくなどの抗議行動が散発的に起きています。

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