韓国人元慰安婦、償い金受領3割 アジア女性基金の補償事業元従軍慰安婦に対する補償事業などをしていた「女性のためのアジア平和国民基金」(2007年解散)が、1人当たり200万円の償い金を支払った韓国人は計60人で、韓国政府が認定した元慰安婦の約3割にとどまっていたことが27日、元基金専務理事の和田春樹東大名誉教授の話で分かった。 償い金の具体的な支給人数が明らかになるのは初めて。和田名誉教授は「慰安婦問題の解決に何が必要か考えるため、基金の活動を検証するべきだ」と話している。 基金は95年に設立され、韓国に対する償い事業は02年に終了した。 【共同通信】
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