“送りつけ商法”で4人を逮捕03月04日 19時27分
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注文を受けたように装って商品を送りつける、いわゆる「送りつけ商法」で、70歳の女性に健康食品を送り付けて代金をだまし取ったとして、名古屋市の健康食品販売会社の従業員ら4人が詐欺の疑いで逮捕されました。いずれも容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、名古屋市中村区の健康食品販売会社「すこやか」の従業員だった、越坂直哉容疑者(31)ら男4人です。
警察の調べによりますと4人は、去年8月から9月にかけて、注文を受けたように装って、静岡県の70歳の女性に「いつもの商品をお送りします」などと電話をかけ、健康食品を代金引換の郵便で送りつけ、約2万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
警察は、郵便局からの相談を受け、去年9月、この会社を捜索するなどして捜査を進め、容疑が固まったとして、4日までに4人を逮捕しました。
この会社が営業していた期間は、捜索を受けるまでの1か月間で、この間、関東地方などへ約170件の送り付けを繰り返し、420万円を得ていたということです。
調べに対し4人は「だまして売ったのではない」などと話し、いずれも容疑を否認しているということです。