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サッカージャーナリスト小澤一郎氏とバルセロナ在住のサッカー監督坪井健太郎氏のツイッター実況まとめ

日本vsニュージーランドの小澤一郎氏と坪井健太郎氏の副副音声的な感じのツイッター実況がとてもためになるお話だったのでまとめました。話を繋げるためにタイムラインを一部変更している箇所があります。

更新日: 2014年03月06日

55ftさん

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プレビュー

さて、日本代表の試合。先発からは、センターバックとボランチのテストの意図が感じられるラインナップ。柿谷は体調不良で出れないので大迫が1トップ。

今日の試合はおそらく日本がボールを保持する展開になるので見れるところは攻撃が必然的に多くなるはず。個人的には「真ん中でのプレーのクオリティ」を見てみたい。本田のボールの収め方。香川とボランチのポジションバランスがポイント。 #daihyo

もちろん、ボランチの山口蛍の働きも攻守の切り替えの局面において日本にとって大きな役割を占めるので見どころの一つ。だたニュージーランドのような相手だったら勝手にミスしてくれる部分もあるのであまり評価の対象にならないかも。

試合前

坪井さんの分析が楽しみ。RT @tsubocoach: 今日の試合はおそらく日本がボールを保持する展開になるので見れるところは攻撃が必然的に多くなるはず。個人的には「真ん中でのプレーのクオリティ」を見てみたい。本田のボールの収め方。香川とボランチのポジションバランスがポイント。

あと坪井さん(@tsubocoach )、相手が相手で単純なスコアや試合内容での評価は難しそうですね。なので、香川、吉田、(本田)といった海外組で出場機会が減っている選手のプレー面での現状の評価とW杯に向けた「チーム作り」から逆算した今後の課題についてのコメントをどこかで下さい。

試合開始(前半)

このポジションバランスだと前線に人数がかけられないから真ん中のチャンスは意外と少なさそうボランチのバランスが2枚とも守備的。被カウンターの際の予知能力が高い山口が前でプレーすれば前でボールを奪い返せる回数は増えるかも。

小澤さんからの質問

坪井さん(@tsubocoach )、「偽ウイング」の香川の長友への二人組の意識について何か変化や改善の意識は見えますか?青山からのサイドチェンジパスを受けた後の左サイドの攻撃時、やはり長友の上がりを意識しないドリブルの仕掛けが気になったのですが。

回答1

@ichiroozawa 確かに香川と長友の連携はそこまでありません。というか全くです。長友が香川の空けたスぺースに入っていく意識はありますがボールがそのスペースに入ってからの連携はギクシャクしてますね。

@ichiroozawa 改善策は代表監督としては2つの選択肢があります。一つはこの組み合わせでピッチに立たせて連携を深めるように促すこと。もう一つは人を変えてしまうことで清武を使うのその例です。そう考えると香川を使っているということは連携を深めて欲しいという意図はあるでしょう。

@ichiroozawa 連携の仕方にもいろいろありますので今機能しているオフザボールでの連携、香川が中に入って長友がそのスペースを使うという形がこの2人によって生まれる攻撃の良い形でこれもDualidadの一つの特徴と見ることができます。これをうまく引き出すのが監督の仕事です。

なるほど。RT @tsubocoach: 代表監督としての改善策は2つ選択肢があります。一つはこの組み合わせでピッチに立たせて連携を深めるように促すこと。もう一つは人を変えてしまうことで清武を使う。そう考えると香川を使っているのは、連携を深めて欲しい意図があるでしょう。

回答2

@ichiroozawa ただ、香川は本田との連携をかなり意識しているように見えます。後ろの長友よりも前に居る本田や大迫を見ていますね。ボールをゴールに向かって前進させるのが香川の第一オプションです。このレベルでは相手の守備がもろいのでチャンスは生まれるでしょう。

@tsubocoach 香川の本田に対する意識はかなり前から突出していますよね。ただ、この相手であれば先制点のような形で決定機は作れますが、本番(W杯)までにもう少し香川と長友の連携を作っておかないと攻撃のバリエーションと迫力がないのかなという印象です。

@ichiroozawa 僕の視点ではスペースを創る・使うのがうまい香川&長門コンビの良さを活かすならJuega Interiorが重要な要素になります。この二人の連携を作るためには中盤のクオリティが影響を与えていますね。サイドにボールが入ってからの連携はあまり期待できません。

Juego Interior(中央でのプレー)

@tsubocoach 具体的に香川&長友の左コンビを活かすJuego Interior(中央でのプレー)の現象例、クオリティとはどういったものですか?

@ichiroozawa 真ん中のエリアで前進させる、または保持をして相手を集めることです。そのためにはボランチの一人がエントレリネアスで前に出ていく、本田か大迫が中盤に降りてきてボールを受ける、香川が中に入ってきてボール回しに参加することが例としてありますね。

@ichiroozawa ポイントは相手のボランチとDFラインの間のスペースを突くことです。そうすればセンターバックが飛び出てきて守備に混乱をきたすことができます。残りの3枚が絞ればサイドが空くので長友がより活きます。

@tsubocoach その視点で前半を見ると、中央でのプレーは物足りなかったですか?あと、本田が大迫との距離感を意識せず、DFラインからの配給時に大迫が中盤でターゲットになる時も離れた位置で同ラインに並び落としをもらえないポジショニングが気になりましたが、坪井さんは如何ですか?

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55ftさん

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