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韓国メディアが反発、日本の文科省副大臣「慰安婦問題発言」に「安倍政権に良心を持つ人はいないのか」

サーチナ 3月6日(木)7時0分配信

 桜田義孝文部科学省副大臣は3日、憲政記念館で開かれた「河野談話」の見直しを求める日本維新の会の集会に参加し、談話の見直しに賛同する意向を示した。桜田氏の発言を受け、韓国内では波紋が広がった。韓国メディアは「軍慰安婦はうそ、ねつ造…日本の文科省副大臣がこのレベル」などの見出しで伝えた。

 河野談話は、1993年に河野官房長官(当時)が政府レベルで軍慰安婦動員の強制性を認め、謝罪する内容。

 桜田氏は「私は事実をねつ造することが大嫌いな人間だ。皆さんと心も考え方も同じだ。応援している。 最善を尽くしてほしい」などと慰安婦問題はねつ造とする趣旨の発言をした。

 これに対し菅義偉官房長官は4日の記者会見で、桜田氏に電話で真意を確認したところ「政府の立場は十分に理解している」との答えがあり、「誤解を招く発言がないよう留意してほしい」と注意したことを明らかにした。

 韓国メディアは、「桜田氏の発言が波紋を広げたことから安倍内閣は鎮火に乗り出した」とし、韓国内の反発は避けられないとの見方を示した。また、慰安婦問題が国際社会から非難されているにもかかわらず、日本の文部科学省高官が「ねつ造」という妄言を吐いたと批判し、「安倍政権を構成する政治家の中に、本当にしっかりとした良心を持つ人はいないのか」と反発した。

 一方、韓国外務省は発言を受け、「誰がうそをついて、誰が事実をねつ造していることか国際社会が知っている」と強く反発した。(編集担当:李信恵)(写真:在韓国日本大使館の前に設置された従軍慰安婦を象徴する少女像/撮影:宮城英二)

最終更新:3月6日(木)7時2分

サーチナ

 

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