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【石川】

星稜大で「幼大連携」始まる 大学図書館に園児の声響く

園児たちに紙芝居や大型絵本を披露する学生。幼稚園と大学の教育環境充実を目指す「幼大連携」の試みだ=金沢星稜大で

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 幼稚園と大学とが連携し、教育環境の向上を目指す試みが、金沢星稜大(金沢市御所町)で始まった。第一弾は、地域の園児たちが大学キャンパスの図書館を訪れる「だいがく としょかん たんけん」。研究の拠点としても活用され、普段は静かな大学図書館に、かわいい声が響いた。

 「子どもたちの感受性を育む」をテーマに、幼稚園から大学までを運営する学校法人・稲置学園が休館日を活用し、初めて取り組んだ。館内で読み聞かせを担当したのは、小学校や幼稚園の教諭を目指す学生たち。貴重な教育実習の場でもあり、地方の大学では珍しい「幼大連携」の催しとなった。

 これまでに訪れたのは、星稜幼稚園と星稜泉野幼稚園の計百人。天井まで届く本棚を見上げながら、館内を歩いた。大型絵本や仕掛け本の読み聞かせに興味津々。「いっぱい本を読んでね」という学生の呼び掛けに、大きな声で返事した。

 星稜大は二年前、将来ビジョンとして一貫教育の充実を掲げた。「幼大連携」は重点ポイントの一つで、子どもたちが親しみやすい図書館は今後もフル活用していく考えだ。

 館長の石村宇佐一教授は「人生で最も大切な豊かな感性は幼稚園の時代にこそ、学ぶことができる。教諭を目指す学生にとっても、実践を重ねるチャンスだ」と話した。 (前口憲幸)

 

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