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運転手体調不良でバス運行影響 10年前の3倍
3月6日 4時20分

運転手体調不良でバス運行影響 10年前の3倍
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富山県で2人が死亡した夜行バスの衝突事故で、運転手は、意識を失ったとみられていますが、運転手の体調不良が原因で、事故が起きるなどバスの運行に影響が出たケースは、10年前の3倍に増えていて、国土交通省は、夏までに対策をまとめる方針です。

今月3日、富山県の北陸自動車道のサービスエリアで、夜行バスが大型トラックに衝突し、2人が死亡した事故では、運転手が意識を失って動かなくなったとみられ、警察が、事故との関連を調べています。
国土交通省によりますと、運転手の体調不良が原因で、バスが、事故を起こしたり運行を取りやめたりしたケースは、おととし1年間に58件と、10年前の3.4倍に達しています。
また、去年7月には、宮城県と三重県の高速道路で、走行中のバスの運転手が突然、意識を失う事故が相次ぎ、いずれの運転手も、直近の健康診断で異常がなかったものの、意識を失ったあと死亡しています。
このため国土交通省は、去年10月から検討会を開き、医師や交通事故の専門家などが、再発防止に向け、運転手の健康管理などについて議論を進めていて、夏までに、対策をまとめる方針です。

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