ドイツには「レーゼマイスター」と「レーベマイスター 」の2種類の先生がいるそうです。
レーゼマイスターは日本でいう、学校の先生。読み書き計算を教え、暗記させ、推理させ、試験をする先生。対して、レーベマイスターは人間性を高めるようなことを教え、人間を作る先生。
私がやりたいのは、レーベマイスター。この言葉を見て、「コレだ!!」って思いました。迷える人、悩める人のレーベマイスターになりたいです。
なんだかんだ、私は人に何かを教えたり、何かに気づくのが好きです。
私は、この子にはこんな力があるって気づくとワクワクします。そういう時は、いつもでっかい宝石の原石を独り占めした気分になります。正直、ちょっと幸せです。失言かもしれませんが「なんでみんなこんなでっかい原石に気づかないの?バカじゃないの?」っていつも思ってしまいます。
同時に、そういうのを見つけると、なんとかそれを光らせたいって思います。原石が原石のままで野ざらしにされていたら、受けるべき祝福も受けられないだろうし、なによりみんなにとっての損失だと思います。種類によって磨き方は変われど、宝石は輝いてナンボです。そういうお手伝いが上手くいった時も幸せです。これも失言かもしれませんが、「ほらね!!だから言ったでしょ!!」って内心勝ち誇ってます。
でも、なんか先生って響きが嫌いなんです。これは私のイメージも大きいのですが、人って「先生」の冠を持つ人に弱いと思います。なんか、「先生がこう言った」となると、急にみんな信じたり、思考を放棄してしまったり…… そんなシーンをよく目にします。私はそれが大嫌いです。
レーベとマイスターを調べたら、レーベが「ライオン」、マイスターが「一流と認められた職人」。「ライオンの職人」って格好良い!! サバンナの王者、ライオンのような人間を育む職人。コレだ!!って感じです。
多分、私は安岡正篤さんや中村天風さんのように、財界の大物や成功者の為にというより、迷える人や悩める人など、弱い立場に置かれてしまった人の為に腕を振るうのだと思います。
私は、基本マイノリティーや迷いや悩み濃き人の方が、秘めた可能性が大きいと思っています。だから、心を引かれます。面白いと思っています。何より、そういう人の方が輝いた時、シンデレラみたいでドラマチックです(笑) 加えて、天才は普通のグループに居ないものです。
そして、講演や演説で教え回るのではなく、今までに身に付けたものや経験を一人一人に合わせ、活かしていくタイプなのだと思います。それが一番自分に合っているのだと思います。本当は、どんな人がどんな思いで読んでいるのか分からないブログはつまらないです。それよりも、直接会って一人一人とお話ししたいです。
今の世の中、強い人より弱い立場に置かれた人が立ち上がらないといけない。そんな時代だと思います。きっと出番はあるものと思います。
他人の身体を直接整える技術は安岡正篤さんや中村天風さんと言えど、そう多くはないと思います。大御所と比べると、まだまだ若輩で修行もいりますが、でも何も武器がないわけでもない。色々なものが結びつき、なんか良く分からないけど、テンション上がってしまいます(笑)
暗い話題が多い世の中ですが、世の中にはまだまだ素敵な才能が沢山埋もれているものだと思います。 そう言った者を一つ一つ磨いて、たくましく美しい人を増やせたら少しずつでも世の中明るく、楽しくなると信じてます。
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