ザック監督本田、香川、岡崎の関係性解説

＜国際親善試合：日本４－２ニュージーランド＞◇５日◇国立

　日本代表のザッケローニ監督（６０）がＭＦ本田圭佑（２７＝ＡＣミラン）、香川真司（２４＝マンチェスターＵ）、ＦＷ岡崎慎司（２７＝マインツ）の関係性について言及した。

　普段から１・５列目の位置で、右が岡崎、中央に本田、左が香川という布陣を敷いている。この日の試合後に「私の考えでは岡崎はあのポジション（右サイド）が適性だと思う。ＤＦラインの裏に飛び出す動きがいきる。本田は真ん中が適性。真ん中でプレーすることで良さがいきるが、サイドに流れると良さが減ってしまう」と明言。

　加えて「本田と香川の関係性で言えば、２人が距離を近くするのではなく、本田にはゴール前に飛び込んで欲しいという話をいつもしている。香川はトップ下でもいきると思うが、左でも能力は発揮できる。本田は真ん中で相手を背負ってキープできるが、香川はサイドから中に入って前を向いてパスを受ける方が特徴が出せる。相手を背負うのはあまり得意ではないから」と“解説”していた。

　［2014年3月6日0時37分］