【社会】あおなみ線「レゴ」へ直行 16年からノンストップ列車名古屋市は、2016年に港区・金城ふ頭に開園予定の「レゴランド・ジャパン」への交通利便性を高めるため、主要アクセスとなる「あおなみ線」(名古屋−金城ふ頭、15・2キロ)で、ノンストップ列車を運行する。現在、各駅停車しかなく、金城ふ頭までの所要時間は24分。9つの駅を通過して直接結ぶことにより、17分まで短縮される見込み。 レゴランド・ジャパンは、デンマークの玩具メーカー「レゴ社」のブロックをテーマにした遊園地。世界5カ国にあり、日本では名古屋が初進出となる。 あおなみ線は、名古屋駅発で同距離を走るJR線と比べ、所要時間が約2倍かかっている。5日の市議会2月定例会で、松井良憲議員(自民)は「この機会にスピードアップし、さらなる利用促進を図るべきだ」と指摘。田宮正道住宅都市局長は「レゴランド開業の16年度には実施したい」と答弁した。 あおなみ線は04年に開通。1日当たりの乗客数は当初見込んだ6万6千人を大きく下回り、初年度は1万8千人にとどまった。しばらく2万人台で推移したが、11年3月に金城ふ頭にJRの博物館「リニア・鉄道館」が進出。11年度に初めて3万人を超えた。 (中日新聞) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|