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NHK朝ドラに初の外国人ヒロイン!28歳無名の米女優を抜てき

朝ドラ「マッサン」の発表会見に出席したシャーロット・ケイト・フォックス=大阪市

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 祖母が役柄と同じスコットランド人。先月下旬にオーディションで初来日した。日本語を学んだことはなく、5月の連休明けのクランクインまで2カ月間、日本で猛特訓するという。櫻井賢チーフプロデューサーは「日本人にも親しみやすい笑顔に加え、演技力がズバ抜けている」と太鼓判を押す。

 シャーロットは「ウイスキーが好き。でも、気をつけて少しだけ」とニヤリ。なんでもござれの酒豪、玉山とは撮影以外でも“夫唱婦随”でいけそうだ。

シャーロット・ケイト・フォックス

 1985年8月14日生まれ、米ニューメキシコ州出身。幼少期はテレビのない生活を送った。カレッジ・オブ・サンタフェでダンスを学び、ノーザンイリノイ大で演劇を専攻。そのかたわら、舞台やミュージカル、独立系映画に出演、日本作品の出演経験はない。日本で気に入った食べ物は「フカヒレ」。1メートル67。

「マッサン」

 1920年(大正9年)、ウイスキーの魅力に目覚めた広島県の造り酒屋の跡取り息子、マッサンこと亀山政春が、修業先の英スコットランドから帰国する。現地で結婚した女性エリーを連れて…。ところが、母親に結婚を反対されて大騒動に。それでもエリーは夫を支え続け、北海道・余市町でマッサンはゼロからウイスキー作りに挑戦する。やがて第二次世界大戦に突入する中、エリーにスパイ容疑が…。不器用な夫と運命を共にした外国人妻の波瀾万丈の物語が展開する。制作はNHK大阪放送局。

(紙面から)