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国際
カタールが「内政干渉」、湾岸3カ国が大使召還
2014.3.5 22:45
ペルシャ湾岸のサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンの3カ国は5日、カタールが「内政干渉」しているとして、それぞれの駐カタール大使を召還したと発表した。国営サウジ通信が3カ国の共同声明を報じた。
いずれもアラブ6カ国でつくる湾岸協力会議(GCC)の加盟国で、メンバー国間の対立が表面化するのは極めてまれ。
3カ国は共同声明で、カタールに「GCC加盟国の治安と安定を脅かすいかなる勢力も支援しないこと」を要求した。「勢力」の名指しは避けたが、3カ国はこれまで、カタールがエジプトのモルシ前大統領の出身母体イスラム組織ムスリム同胞団を支援していることが、自国の体制を脅かしかねないと警戒。直接、間接を問わず、内政不干渉を掲げるGCCの原則に反すると主張した。(共同)
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