私の
ダメンズメーカー
本格デビュー戦の相手は
元ダンナ。
高校卒業と同時に
付き合い始めて
夏には
家を飛び出して
同棲を始めた。
冬に妊娠。
相手は
1つ年下で
職を転々としてる
元ヤンってやつ。
ホントに
ダメダメな人で
みんなから
あいつはお前がいないとダメだなぁ。
って言われてた。
彼を支えられるのは
私しかいないって
思ってた。
当然
親は猛反対で
子どもも堕ろせって
散々怒られた。
そんな周囲の反対を
押し切って
私は19歳で
できちゃった結婚をした。
その時
ヤツは
仕事をしてなくて・・・
うちの親が
見つけてきた
社宅つきの会社に
何とか就職。
鳶職だったよ。
ヤツは
ホントの親に捨てられてて
血の繋がらない家族に
育てられた人で
家族の
あたたかさを
知らない人だった。
だから
最初は
子どもができて
家族ができるのを
楽しみにしてたんだけど・・・
子どもが生まれたら
状況は
どんどん変化していった。
初めての子育て。
親にも
「助けて」って
なかなか言えない私。
ひとりで必死に
子育てをした。
そしたらね。
当然
ヤツの事なんて
かまってられない。
だって
家事も子育ても
私ひとりで
やらなくちゃならなかったんだもん。
そうなると
ヤツは
どんどん
働かなくなってきた。
朝は
起こしても
なかなか起きない。
私は
毎朝
寝てるヤツを
そのまま着替えさせ
無理やり起こして
朝ごはんがわりのおにぎりと
昼の弁当を持たせて
家を出した。
それでも
仕事には行かず
ゲーセンで遊んで帰ってくる。
私は
赤ちゃんだった息子を抱いて
社長のトコロに
何度も謝りに行ってた。
私は
社長にかわいがってもらってたから
いつも
私に免じて許してもらってた。
それからも
浮気はするは
給料日に
給料を全額使い込んでくるは
ケンカしたら
赤ちゃんを抱いてる私を殴るわ・・・
もう
めちゃくちゃ。
それでも
最後は
「お前しかおらん」
って泣かれて許しちゃう。
必死で
ヤツを支えようと
頑張った。
しょっちゅう
家に遊びに来てる
ヤツの友達がいてね。
いつも
その人に
相談にのってもらってたの。
すごく親身に
相談にのってくれて
優しくしてくれた。
どんどん
その人と仲良くなって
ある日。
私ね
酔った勢いで
その人と浮気した。
しかも
ヤツの寝てる
隣の部屋で。
そのコトが
バレてたのかどうかは
今でも分からない。
その後も
何も言わなかったから。
ただ、
それから1週間ほどして
ヤツが
帰ってこなくなった。
その2週間後
電話がかかってきて
名古屋で
ホストしてんねん。
だって・・・。
もう
バカらしくなって
そのまま離婚した。
離婚届に
判を押してもらうために
その後
一度だけ会った。
そしたらね。
慰謝料を
請求されたよ(笑)
養育費も
払わないくせに
慰謝料よこせだって・・・。
ホントに
最悪。
その後も
度々
電話してきては
会いたい。
やり直そう。
なんて
バカなことばっかり
言ってきた。
最後は
ストーカーにまでなったよ。
これがね。
私の
ダメンズメーカー
デビュー戦。
私の
ダメンズメーカー時代は
まだまだ続く・・・。
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