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パソコン遠隔操作事件 元社員保釈3月5日 19時26分
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パソコンの遠隔操作事件で、威力業務妨害などの罪に問われているインターネット関連会社の元社員が、5日夜、保釈され、記者会見で改めて無実を主張しました。
インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(31)は、おととし、誤認逮捕された男性4人を含む複数のパソコンを遠隔操作し、インターネットの掲示板などに殺害や爆破の予告を書き込んだとして、威力業務妨害などの罪に問われています。
片山元社員は、裁判で無罪を主張していて、逮捕から1年余り勾留されていましたが、東京高等裁判所が保釈を認め、5日午後7時前に東京拘置所から保釈されました。
片山元社員は、その後、会見を行い、「カメラのストロボがまぶしく、自由とはまぶしいものだと思った。私もパソコンを遠隔操作された被害者の1人だ。無罪になる自信はある」と改めて無実を主張しました。
この事件の裁判では、データの解析結果や被告の行動などを基に有罪を主張する検察と、被告の犯行を示す証拠はなく、えん罪だとする弁護団が全面的に対立しています。
また、今回の保釈を巡っては、検察が4日保釈の停止を高裁に求めた際、本来、申し立てを行う東京高等検察庁ではなく、東京地方検察庁が書面を提出していました。
裁判所もこのミスに気付かず申し立てを認めましたが、5日になって決定を取り消し、保釈を認めました。
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