インドネシアのクラカタウ・ポスコ社製鉄所で爆発というニュースに関する問い合わせが殺到したので、現地報道をまとめました。クラカタウ・ポスコ社は韓国鉄鋼最大手のポスコとインドネシアの国営鉄鋼会社クラカタウ・スチールの合弁会社(出資比率はポスコが70%、クラカタウが30%)で、インドネシアのジャワ島北西部チレゴンで一貫製鉄所を運営しています。
クラカタウ・ポスコの高炉で爆発
チレゴン-2月22日土曜日未明、韓国鉄鋼最大手ポスコとインドネシアの国営鉄鋼メーカーであるカラカタウの合弁企業「クラカタウ・ポスコ」で再び作業中の事故が起こった。同社の製鋼プラントで大規模な爆発が起こり、火災が発生した。爆発はこれまでに午前0時30分と午前3時頃の2回発生している。
この出来事はチマンダン区周辺住人の多くに衝撃を与えた。チレボン地方議会議員であるブストミックによると、爆発音は非常に大きく、衝撃で家が揺れる程だったという。「あの爆発には本当に驚きました。驚きのあまり、爆発の原因を確かめるために家の外に飛び出しました」とブストミックは語った。
1回目の爆発後、ブストミックだけではなく、複数の住人も家を飛び出した。ブストミックがクラカタウ・ポスコ社の敷地から高く立ち上る火を見たのはその時だった。「高く立ち上る炎を見て、私はすぐに製鉄所内で作業中に事故が起こった事を悟りました。なぜなら、今ほどでの爆発ではありませんが、製鉄所では今年1月上旬にも同様の事故が発生していたからです」とブストミックは語った。
チワンダン区に住むチレゴン地方議会議員であるシハブディン・シディックも同様の見解を述べている。シハブディンはクラカタウ・ポスコ社の爆発で大きな音が聞こえた時に仰天したという。「私はあの時、詳細を知ろうとすぐにあちこちに電話をかけました。すると、爆発は今年1月に事故が発生した作業現場で起こったというのです」とシハブディンは語った。
家の前からしばらく火災を眺めると、シハブディンは体を休めるために再び自宅へと戻った。だが、午前3時ごろに再び起こった爆発がシハブディンを目覚めさせた。「午前3時ごろに製鉄所内で爆発が起こり、私は目が覚めました。まったくおかしな話ですね。あの場所で一体何が起こっているのでしょうか。後で地方議会の議長にクラカタウ・ポスコ社の管理者を呼び出すように提案してみます」とシハブディンは語った。
この出来事を受け、チレゴン労働局は即座に反応を示した。チレゴン労働局監視員のラフマトゥラは調査を行なうためにただちに事故発生現場へ向かった。「早朝に周辺住民から非常に多くの報告を受けました。労働局長からもすぐに現場検証を行うようにと言われています」とラフマトゥラは語った。
現場検証及び複数の証人の証言から、爆発はshell blast furnace(編集部注:鉄の溶鉱炉)で発生したものだと結論付けられた。この装置は過去にも漏出が起きており、今年1月の作業中の事故の原因となっている。「今回も同じ装置が原因でした」。今回の爆発はクラカタウ・ポスコ社が補修を行なっている最中に発生したとラフマトゥラは説明した。
技術者たちは補修の過程で、溶鉱炉の中に除去困難な鉄の塊を複数見つけた。彼らはその鉄の塊を炉の温度を上昇させることで溶かすことを決めたが、内部に水がたまっていたことに気が付いていなかった。「溶鉱炉内部の水が原因となり爆発が起こりました」とラフマトゥラは語った。
ラフマトゥラの説明はチレゴン地区警察署のデフリアン・ドニマンドによって裏付けられた。クラカタウ・ポスコ社のサイトマネージャーであるスリスティアディの説明に基づくと、生産現場での爆発は機器の故障が原因ではない。「溶けた鉄が水に触れた結果、爆発が発生しましたが、これは機械その他の故障によるものではありません」とスリスティアディは語った。
他方で、クラカタウ・ポスコ社のコーポレート・セクレタリーであるフェライニア・クスゲルは今回の出来事で犠牲者やけが人はいないと話す。「機器類に特に問題はなく、ましてやそうした爆発はよくあることです。犠牲者やけが人もでていません」とフェライニアは語った。(quy/del/dwi/jpnn)
チレゴン-2月22日土曜日未明、韓国鉄鋼最大手ポスコとインドネシアの国営鉄鋼メーカーであるカラカタウの合弁企業「クラカタウ・ポスコ」で再び作業中の事故が起こった。同社の製鋼プラントで大規模な爆発が起こり、火災が発生した。爆発はこれまでに午前0時30分と午前3時頃の2回発生している。
この出来事はチマンダン区周辺住人の多くに衝撃を与えた。チレボン地方議会議員であるブストミックによると、爆発音は非常に大きく、衝撃で家が揺れる程だったという。「あの爆発には本当に驚きました。驚きのあまり、爆発の原因を確かめるために家の外に飛び出しました」とブストミックは語った。
1回目の爆発後、ブストミックだけではなく、複数の住人も家を飛び出した。ブストミックがクラカタウ・ポスコ社の敷地から高く立ち上る火を見たのはその時だった。「高く立ち上る炎を見て、私はすぐに製鉄所内で作業中に事故が起こった事を悟りました。なぜなら、今ほどでの爆発ではありませんが、製鉄所では今年1月上旬にも同様の事故が発生していたからです」とブストミックは語った。
チワンダン区に住むチレゴン地方議会議員であるシハブディン・シディックも同様の見解を述べている。シハブディンはクラカタウ・ポスコ社の爆発で大きな音が聞こえた時に仰天したという。「私はあの時、詳細を知ろうとすぐにあちこちに電話をかけました。すると、爆発は今年1月に事故が発生した作業現場で起こったというのです」とシハブディンは語った。
家の前からしばらく火災を眺めると、シハブディンは体を休めるために再び自宅へと戻った。だが、午前3時ごろに再び起こった爆発がシハブディンを目覚めさせた。「午前3時ごろに製鉄所内で爆発が起こり、私は目が覚めました。まったくおかしな話ですね。あの場所で一体何が起こっているのでしょうか。後で地方議会の議長にクラカタウ・ポスコ社の管理者を呼び出すように提案してみます」とシハブディンは語った。
この出来事を受け、チレゴン労働局は即座に反応を示した。チレゴン労働局監視員のラフマトゥラは調査を行なうためにただちに事故発生現場へ向かった。「早朝に周辺住民から非常に多くの報告を受けました。労働局長からもすぐに現場検証を行うようにと言われています」とラフマトゥラは語った。
現場検証及び複数の証人の証言から、爆発はshell blast furnace(編集部注:鉄の溶鉱炉)で発生したものだと結論付けられた。この装置は過去にも漏出が起きており、今年1月の作業中の事故の原因となっている。「今回も同じ装置が原因でした」。今回の爆発はクラカタウ・ポスコ社が補修を行なっている最中に発生したとラフマトゥラは説明した。
技術者たちは補修の過程で、溶鉱炉の中に除去困難な鉄の塊を複数見つけた。彼らはその鉄の塊を炉の温度を上昇させることで溶かすことを決めたが、内部に水がたまっていたことに気が付いていなかった。「溶鉱炉内部の水が原因となり爆発が起こりました」とラフマトゥラは語った。
ラフマトゥラの説明はチレゴン地区警察署のデフリアン・ドニマンドによって裏付けられた。クラカタウ・ポスコ社のサイトマネージャーであるスリスティアディの説明に基づくと、生産現場での爆発は機器の故障が原因ではない。「溶けた鉄が水に触れた結果、爆発が発生しましたが、これは機械その他の故障によるものではありません」とスリスティアディは語った。
他方で、クラカタウ・ポスコ社のコーポレート・セクレタリーであるフェライニア・クスゲルは今回の出来事で犠牲者やけが人はいないと話す。「機器類に特に問題はなく、ましてやそうした爆発はよくあることです。犠牲者やけが人もでていません」とフェライニアは語った。(quy/del/dwi/jpnn)
2014年2月23日15時55分「INDOPOS」
Blast Furnace Krakatau Posco Meledak
http://www.indopos.co.id/2014/02/blast-furnace-krakatau-posco-meledak.html
クラカタウ・ポスコ社製鉄所で大きな爆発音
2014年2月22日17時53分
バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社製鉄所で大きな爆発音が響いた。爆発発生後、ある建物から赤い煙が立ち上った。
現地住民のユディ・ユダントは2014年2月22日、非常に大きな爆発音だったと「detikcom」の取材に答えた。この爆発は夕方16時ごろに発生した。
「何が起こったのか今も分かりません。赤い煙が見えました。おそらく溶けた鉄が水と混ざったのでしょう。建物の屋根から煙が立ち上っていました」とその写真を提供したユディは語った。
爆発音が聞こえた時、ユディはクラカタウ・ポスコ社の敷地に隣接する空き地にいた。建設関係の仕事についているユディはその時、ある企業のプロジェクトを行なっているところだった。
ユディによれば、昨晩にもクラカタウ・ポスコ社の敷地内で火災が発生しており、それは今回の爆発音が聞こえた現場とさほど離れていないという。その火災で犠牲者は出ておらず、今回の爆発でも建物から火が出た様子はなかった。
「炎は確認できませんでしたし、現場からやや遠かったこともあり、大勢の人間が逃げ出すところも見ていません。サイレンの音も聞こえませんでした」とエディは語った。
クラカタウ・ポスコの大爆発は事故ではない
2014年2月22日18時46分
バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社鉄工所敷地内で夕方、大きな爆発音が鳴り響いた。しかし、この爆発は事故ではなく、ごく当たり前の大きな音に過ぎない。
「私たちが関係者から得た情報によると、これは事故ではありません。現場に向かったチレゴン警察署の捜査員もすでに確認しています」とバンテン州チワンダン警察署のある署員は2014年2月22日土曜日、「detikcom」の取材に答えた。
同氏によると、爆発音は鉄鋼の溶解過程で生じたものであるという。火災はなく、犠牲者も出ていない。「おそらく住民は初めて耳にしたので、事故と勘違いしたのでしょう」と同氏は説明する。
現地住民のユディ・ユダントはこれ以前に、夕方16時ごろにクラカタウ・ポスコ社敷地内から大きな爆発音が聞こえたと証言している。爆発発生後、建物からは赤い煙が出たが、炎が立ち上っているようには見えなかった。
ユディは爆発音が聞こえた時、クラカタウ・ポスコ社の敷地に隣接する空き地にいた。建設関係の仕事についているユディはその時、ある企業のプロジェクトを行なっているところだった。
「炎は確認できませんでしたし、現場からやや遠かったこともあり、大勢の人間が逃げ出すところも見ていません。サイレンの音も聞こえませんでした」とエディは語った。
製鉄所での爆発音、クラカタウ・ポスコ社が説明
2014年2月23日5時03分
2月22日土曜日、バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社製鉄所内で大きな爆発音が響いた。クラカタウ・ポスコ社はその音は生産過程の一部で発生したものであると確認した。
「クラカタウ・ポスコ社は現在、国内の鉄鋼需要にこたえるための
」とクラカタウ・ポスコ社コーポレート・セクレタリーのクリスティ は2014年2月23日、「detikcom」の取材に対して電子メールで回答した。
クリスティによると、鉄鋼の製造工程で揺れを伴う大きな音が聞こえたり、製鉄所から大爆発に似たチリが立ち上ることはあり得るという。
クラカタウ・ポスコ社はこの点に関して、昨年12月にクバンサリ村長とチワンダン群長の出席のもとでクバンサリの周辺住民への広報活動を行なっている。
「大きな音が聞こえたのは、砂床(sand bed)に広がった溶けた鉄の一部が原因です。この砂床が蒸気が原因となって閉じ込められた水と合わさるとかなり激しい音が発生します。これは油と水を混ぜるのようなものです」とクリスティは述べた。
大きな音が発生する他の要因として、製鋼工程におけるスロッピング反応、すなわち溶けた鉄を精錬する過程でのシリコンと酸素の反応がある。この工程では火災やいかなるガスの漏出も発生しない。
「当社では生産工程における工場や周辺住民の安全という原則を遵守しています。クラカタウ・ポスコ製鉄所は通常通り稼働しており、今回の件に関して住民の皆さんが過度の心配をしないよう呼びかけています」とクリスティは述べた。
2014年2月22日17時53分
バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社製鉄所で大きな爆発音が響いた。爆発発生後、ある建物から赤い煙が立ち上った。
現地住民のユディ・ユダントは2014年2月22日、非常に大きな爆発音だったと「detikcom」の取材に答えた。この爆発は夕方16時ごろに発生した。
「何が起こったのか今も分かりません。赤い煙が見えました。おそらく溶けた鉄が水と混ざったのでしょう。建物の屋根から煙が立ち上っていました」とその写真を提供したユディは語った。
爆発音が聞こえた時、ユディはクラカタウ・ポスコ社の敷地に隣接する空き地にいた。建設関係の仕事についているユディはその時、ある企業のプロジェクトを行なっているところだった。
ユディによれば、昨晩にもクラカタウ・ポスコ社の敷地内で火災が発生しており、それは今回の爆発音が聞こえた現場とさほど離れていないという。その火災で犠牲者は出ておらず、今回の爆発でも建物から火が出た様子はなかった。
「炎は確認できませんでしたし、現場からやや遠かったこともあり、大勢の人間が逃げ出すところも見ていません。サイレンの音も聞こえませんでした」とエディは語った。
2014年2月22日17時53分「detiknews」
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クラカタウ・ポスコの大爆発は事故ではない
2014年2月22日18時46分
バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社鉄工所敷地内で夕方、大きな爆発音が鳴り響いた。しかし、この爆発は事故ではなく、ごく当たり前の大きな音に過ぎない。
「私たちが関係者から得た情報によると、これは事故ではありません。現場に向かったチレゴン警察署の捜査員もすでに確認しています」とバンテン州チワンダン警察署のある署員は2014年2月22日土曜日、「detikcom」の取材に答えた。
同氏によると、爆発音は鉄鋼の溶解過程で生じたものであるという。火災はなく、犠牲者も出ていない。「おそらく住民は初めて耳にしたので、事故と勘違いしたのでしょう」と同氏は説明する。
現地住民のユディ・ユダントはこれ以前に、夕方16時ごろにクラカタウ・ポスコ社敷地内から大きな爆発音が聞こえたと証言している。爆発発生後、建物からは赤い煙が出たが、炎が立ち上っているようには見えなかった。
ユディは爆発音が聞こえた時、クラカタウ・ポスコ社の敷地に隣接する空き地にいた。建設関係の仕事についているユディはその時、ある企業のプロジェクトを行なっているところだった。
「炎は確認できませんでしたし、現場からやや遠かったこともあり、大勢の人間が逃げ出すところも見ていません。サイレンの音も聞こえませんでした」とエディは語った。
2014年2月22日18時46分「detiknews」
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製鉄所での爆発音、クラカタウ・ポスコ社が説明
2014年2月23日5時03分
2月22日土曜日、バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社製鉄所内で大きな爆発音が響いた。クラカタウ・ポスコ社はその音は生産過程の一部で発生したものであると確認した。
「クラカタウ・ポスコ社は現在、国内の鉄鋼需要にこたえるための
」とクラカタウ・ポスコ社コーポレート・セクレタリーのクリスティ は2014年2月23日、「detikcom」の取材に対して電子メールで回答した。
クリスティによると、鉄鋼の製造工程で揺れを伴う大きな音が聞こえたり、製鉄所から大爆発に似たチリが立ち上ることはあり得るという。
クラカタウ・ポスコ社はこの点に関して、昨年12月にクバンサリ村長とチワンダン群長の出席のもとでクバンサリの周辺住民への広報活動を行なっている。
「大きな音が聞こえたのは、砂床(sand bed)に広がった溶けた鉄の一部が原因です。この砂床が蒸気が原因となって閉じ込められた水と合わさるとかなり激しい音が発生します。これは油と水を混ぜるのようなものです」とクリスティは述べた。
大きな音が発生する他の要因として、製鋼工程におけるスロッピング反応、すなわち溶けた鉄を精錬する過程でのシリコンと酸素の反応がある。この工程では火災やいかなるガスの漏出も発生しない。
「当社では生産工程における工場や周辺住民の安全という原則を遵守しています。クラカタウ・ポスコ製鉄所は通常通り稼働しており、今回の件に関して住民の皆さんが過度の心配をしないよう呼びかけています」とクリスティは述べた。
2014年2月23日5時03分「detiknews」
2014年2月27日のニュース
http://video.sindonews.com/view/8622/pabrik-baja-terbesar-se-asia-terbakar
キャスター:視聴者の皆さん、今朝はまず火災のニュースからお伝えします。アジア最大の製鉄所であるバンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコで(2014年2月26日)水曜日夜、火災が発生しました。出火原因はいまだ不明ですが、火災はやむ気配を見せず複数の作業員が避難を余儀なくされています。
レポーター:アジア最大の製鉄所、バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコで水曜日夜に火災が発生しました。遠くから確認したものですが、火は次第に大きくなっているように見えます。製鉄所内でも混乱が見られ、複数の作業員が避難を余儀なくされています。しかし、残念ながら、クラカタウ・ポスコ側は今回の出来事に関して記者の取材を許可しませんでした。火災の発生原因は以前として不明のままです。
クラカタウ・ポスコで再び爆発
2014年2月27日15時40分

チレゴン-2月26日水曜日夜、爆発音が聞こえた後、クラカタウ・ポスコで再び火災が発生したとの疑いがもたれている。死傷者は出ていないが、この出来事で作業中の従業員に混乱が生じた。
「Banten Raya」がまとめた情報によると、今回の火災は18時30分ごろに発生。ガスの排出部分から火が立ち上っていた。今回の出来事でも爆発があり、作業員がパニックに陥ったと報じられている。また、現場では2台の消防車が消火活動のために待機していた。
クラカタウ・ポスコ社のコーポレート・セクレタリーであるクリスティ・F・カスグルは火災の発生を否定した。クリスティによれば、今回大きく燃え上がった炎はコークス炉ガス(Coke Oven Gas)の排出口から出たものであり、固形燃料の炭化、そして気化操作の副産物として発生したものであるという。「現場を確認しましたが、火災は発生していません。火災ではなく外部に排出されたコークス炉ガスが燃えたものです。緊急事態となったのは国有電力会社(PT PLN)の電気が先ほどのマグリブ(18時ごろ)の時に突然止まったからです」とクリスティは述べた。
しかし、クリスティは炎が燃え上がった点に関しては否定しなかった。「確かに火は大きいものでしたが、火災ではありません」とクリスティは強調した。また、チレゴン地区警察署長のデフリアン・ドニマンドはクラカタウ・ポスコ社から得た情報によると、高く燃え上がった炎は火災ではなく、停電時にクラカタウ・ポスコ社が行う手順のひとつであると語った。「コークスの生産現場では停電時に自動的に工場内にあるガスを排出します。結果として、一時的な停電が起こると、自動的に火が噴きあがりますが、それは火災ではなく、ガス放出のプロセスです」とデフリアンは説明した。
デフリアンによると、炎が一時燃え上がったことで作業員にも混乱が生じたが、企業側が対応策を講じたこともありすでに制御されている。「あの時はおそらく停電中であったために、火が燃え上がっているように見えたのでしょう。私も待機中の2台の消防車を目にしています」とデフリアンは語った。また、彼が得た情報によると、今回の出来事で死傷者は出ていないという。「現在の状況はすでに正常に向かっています。電気も灯り始めています」とデフリアンは語った。
2014年2月27日15時40分
チレゴン-2月26日水曜日夜、爆発音が聞こえた後、クラカタウ・ポスコで再び火災が発生したとの疑いがもたれている。死傷者は出ていないが、この出来事で作業中の従業員に混乱が生じた。
「Banten Raya」がまとめた情報によると、今回の火災は18時30分ごろに発生。ガスの排出部分から火が立ち上っていた。今回の出来事でも爆発があり、作業員がパニックに陥ったと報じられている。また、現場では2台の消防車が消火活動のために待機していた。
クラカタウ・ポスコ社のコーポレート・セクレタリーであるクリスティ・F・カスグルは火災の発生を否定した。クリスティによれば、今回大きく燃え上がった炎はコークス炉ガス(Coke Oven Gas)の排出口から出たものであり、固形燃料の炭化、そして気化操作の副産物として発生したものであるという。「現場を確認しましたが、火災は発生していません。火災ではなく外部に排出されたコークス炉ガスが燃えたものです。緊急事態となったのは国有電力会社(PT PLN)の電気が先ほどのマグリブ(18時ごろ)の時に突然止まったからです」とクリスティは述べた。
しかし、クリスティは炎が燃え上がった点に関しては否定しなかった。「確かに火は大きいものでしたが、火災ではありません」とクリスティは強調した。また、チレゴン地区警察署長のデフリアン・ドニマンドはクラカタウ・ポスコ社から得た情報によると、高く燃え上がった炎は火災ではなく、停電時にクラカタウ・ポスコ社が行う手順のひとつであると語った。「コークスの生産現場では停電時に自動的に工場内にあるガスを排出します。結果として、一時的な停電が起こると、自動的に火が噴きあがりますが、それは火災ではなく、ガス放出のプロセスです」とデフリアンは説明した。
デフリアンによると、炎が一時燃え上がったことで作業員にも混乱が生じたが、企業側が対応策を講じたこともありすでに制御されている。「あの時はおそらく停電中であったために、火が燃え上がっているように見えたのでしょう。私も待機中の2台の消防車を目にしています」とデフリアンは語った。また、彼が得た情報によると、今回の出来事で死傷者は出ていないという。「現在の状況はすでに正常に向かっています。電気も灯り始めています」とデフリアンは語った。
2014年2月27日15時40分「Banten Raya」
クラカタウ・ポスコのコークス炉、すでに沈静化
2014年2月27日16時39分
チレゴン-クラカタウ・ポスコ(KP)社のコークス炉プラントから上がった炎は現在、すでに沈静化している。2014年2月26日水曜日には燃え上がった炎が原因となり、現場で働く作業員たちの間に一時混乱が生じていた。
以上の点は、KP社のコーポレート・セクレタリーであるクリスティアワティ・フェラニア・カスグルが2014年2月27日、電話取材で答えたものだ。
「現在、火はすでに消えていますが、消火時間は把握していません。コークス炉はすでに正常に稼働しています」とクリスティアワティは語った。
クリスティアワティによれば、KP社は現在、消火活動の結果として連続鋳型プラント(Continuous Casting Plant)のローラーキャスティングマシンの中に入った液状の鉄の残りを取り除く作業に苦慮しているという。
「その鉄を冷やす必要があります。現在はまだ冷却作業中です」とクリスティアワティは語った。
2014年2月27日16時39分
チレゴン-クラカタウ・ポスコ(KP)社のコークス炉プラントから上がった炎は現在、すでに沈静化している。2014年2月26日水曜日には燃え上がった炎が原因となり、現場で働く作業員たちの間に一時混乱が生じていた。
以上の点は、KP社のコーポレート・セクレタリーであるクリスティアワティ・フェラニア・カスグルが2014年2月27日、電話取材で答えたものだ。
「現在、火はすでに消えていますが、消火時間は把握していません。コークス炉はすでに正常に稼働しています」とクリスティアワティは語った。
クリスティアワティによれば、KP社は現在、消火活動の結果として連続鋳型プラント(Continuous Casting Plant)のローラーキャスティングマシンの中に入った液状の鉄の残りを取り除く作業に苦慮しているという。
「その鉄を冷やす必要があります。現在はまだ冷却作業中です」とクリスティアワティは語った。
2014年2月27日16時39分「Radar Banten」
【管理人コメント】
確認した限りでは、インドネシアのツイッター上では現在のところ目立った反応はありません。続報があれば追加したいと思います。なお、翻訳のリクエストは常時受け付けていますので、関連情報等をお持ちの方は下記の宛先までお気軽にご連絡ください(返信を希望される方はツイッターまでお願いします)。
メッセージ:http://message.blogcms.jp/livedoor/honnesia/message
ツイッターアカウント:@honnesia
※今回の件に関するクラカタウ・ポスコ社の説明は専門用語も含めて理解しきれていない部分が多くあります。訳文に不明な点等があれば、ご指摘いただければ早急に対処いたします。製鉄関係に詳しい方からのコメントをお待ちしています。
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コメント
コメント一覧
纏めサイトが無かった上に、情報が錯綜して混乱してました。
ありがとうございます。
下手なマスコミより有能
あれだけ派手に燃えてるのに・・・
逆に日本には関係ない事故なのに日本が騒ぐのもどうかと思う。
今回はどうなんだろ。
新日鉄の快走に焦ってる?
言い訳とかには追及する気は起きない。無駄だしね
せめて今後の反省に活かせればいいね(社交辞令)
ガセだろうと思ってたわ
死傷者がいなかったようでよかったです
報道の自由度ランキング インドネシアは132位/180国だからね
現地の方々のケガ人は少ないようでなにtよりです
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