プーチン大統領もノーベル平和賞候補、推薦数は過去最高の278
ロイター 3月5日(水)8時51分配信
[オスロ 4日 ロイター] -2014年のノーベル平和賞候補には過去最高の278個人・団体が推薦されているが、ウクライナ問題の渦中にいるロシアのプーチン大統領も含まれている。
受賞者を選考するノーベル賞委員会は4日、今年初めての会合を開催。ノーベル研究所のゲイル・ルンデスタッド所長は「初会合は、最近の出来事を考慮し、政治的な紛争がどう展開していくか予測を立てる目的もある」と述べた。
ロシアはウクライナのヤヌコビッチ政権崩壊を受け、同国のクリミア半島を掌握。ロシアと欧米の対立が激化しており、選考委員会ではウクライナ危機も議題に上るとみられている。
プーチン大統領のほかには、米当局の情報収集活動を暴露した米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏や、ローマ法王フランシスコらが推薦されている。
最終更新:3月5日(水)9時46分
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