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東北大学大学院 農業復興に研究拠点設立へ3月5日 0時20分
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宮城県の東北大学大学院は、被災地の農業の復興を進めるための新たな研究拠点を設立することになりました。
これは東北大学大学院が、4日、仙台市内で開いた記者会見で発表したものです。
それによりますと、来月、大学院の中に「東北復興農学センター」を設立し、これまで復興支援や研究を別々に行っていた農学研究科の教授たちが、共同で研究を行うということです。
センターでは、体内の放射性物質を取り除く薬剤の開発や、離れた農地の様子を監視するシステムを活用した農業のIT化の研究などに取り組むということです。
講義は農家や就農希望者など一般の人も受けることができ、センターが認定する独自の資格も設け、ことし5月から開講するということです。
センター長に就任する駒井三千夫教授は、「研究の統合体として、被災地の市町村と連携して取り組んでいく。今後、国や大学の支援を得て、活動の幅を広げていきたい」と話していました。
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