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お稽古体験レポート!
和の教室「松泊会」体験取材 月に一度、ゆっくり、生活のなかの和を見直してみる時間をもつ ■ 第1回 和やかなサロン風の雰囲気で
西武池袋線や都営地下鉄大江戸線の「豊島園」駅から徒歩2分のところにある「向山(こうやま)庭園茶室」がお稽古場でした。 お稽古場が、都心からすぐの静かな住宅街のなかにある日本庭園とは、なんと素敵なこと! 外を眺められるお茶室で過ごす時間は、ビルの一室でのお稽古とはまた違った心持ちで通えるのではと、庭園を見つけたときにまず感じました。
第1部が、薄茶のお点前。 第2部が、季節の行事や事柄に関する先生の講義。 第3部が、楽しい日本語講座。 第4部が、お昼のお弁当をいただきながら、お作法の講義。 さて、他の生徒さんとのご挨拶のあと、薄茶のお点前がはじまりました。 最初に、床の間のお軸と、茶花の説明を聞きます。
これまでは、お軸の話を聞くとき、ただありがたい話に聞こえてしゃちほこばっていたのですが、今回は、外の景色を感じられるお茶室の中で聞いたせいでしょうか。 軸や茶花のお話をとても身近なものとして聞くことができたようです。 体験の日は、裏千家の薄茶のお点前でした。 今回は、客としての作法の流れを体験させていただきました。 わたしは3番目の席だったので、正客さん次客さんの動きをみて真似させてもらおうと思いつつ、最初はちょっと緊張気味。 でも、その緊張は、すぐに解けてしまいました。 というのも、「本当に何にも知らないのであまりに間違ったことしたら格好悪いな」と最初思っていたのですが、正客さん次客さんともに、わからないところは都度「先生」と声をかけて確認されながら進めておられるのをみて、「分からなければ都度質問しても大丈夫なのだ」と安心したからです。 主宰の松木先生からは、あらかじめ、「それぞれの方のレベルにあわせてすすめますから大丈夫ですよ」とお聞きしていたのですが、それでもやっぱり最初は「わからないだらけだったら格好悪いな」とか「他の生徒さんに迷惑をかけると悪いな」と緊張するものです。 でも、ここではそのような心配は無用なようです。 ひとつの質問が自分にもお互いにも役立つという良い循環が、ここのお稽古場にはあるのだなと感じられました。
茶道はひとおおりおさめられている生徒さんもいらしたのですが、「煎茶は初めてで、生活のなかに密着したお話として聞けて、とても役立ってる」とおっしゃっていました。 煎茶道にも茶道にも、両方に興味があられる方には、あちこち通わなくてもひとつのお稽古場で教わることができ、とても理想的な教室だと思えました。 お茶会に招かれたときに恥ずかしくない程度の作法を身につけたいという方から、上級レベルの方まで、幅広い生徒さんがいらっしゃるとのこと。 互いにいろいろなお話をしながらすすむお稽古の時間は、「茶道」という言葉から勝手に抱いていた「ピンとはりつめた空気のなかでのお稽古」という印象とはまったく違った、和やかな雰囲気でした。 (「第2回 生活のなかの行事と言葉の意味を知る」へつづく)
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