安室奈美恵が北川景子&錦戸 亮主演映画のために書き下ろし!
オリスタ 2月5日(水)8時0分配信
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| (写真:オリ★スタ) |
安室奈美恵が北川景子と錦戸 亮主演映画をイメージして書き下ろした新曲がついに発売。
その魅力とは……!?
クイーン・オブ・ポップ――。日本のみならずアジアで、安室奈美恵ほどその称号が相応しいアーティストはいない。ことポップチューンに関して彼女は、タイトルにしても音づくりにしても歌詞にしても、一貫して洋楽的な、最先端のサウンドを提供してきた。が、最新シングルの『TSUKI』は、むしろどこか日本的な陰影を感じさせるバラードである。タイトルを、“MOON”ではなく、日本語の“月”をアルファベットで表記していることも珍しい。また、北川景子と錦戸 亮の主演映画『抱きしめたい −真実の物語−』をイメージして書き下ろされた楽曲だけに、歌詞の内容が深く、叙情的だ。何らかの理由で離ればなれになってしまった男女がいて、でも、女はまるで月のような優しさで、愛する男のことを照らし、見守っていく。映画の主人公もまた、立ちはだかる困難に負けることなく、愛を信じて生きるのだが、『TSUKI』の歌詞は、物語の中で愛する人を残して死んでしまう主人公の心情を見事に歌にしている。とはいえ、単に切なさや哀しさだけでなく、サウンドプロダクションにも、彼女の歌声にも、愛の普遍性や希望が煌めいていて、だからこそ、プロダクションノートにある“サウンド的に繊細な印象はあるけれど、詩の世界観は前向き。なので、悲しい顔や切ない顔じゃなく、笑顔で、明るく歌えたらなと思っていました”という言葉が説得力を持つ。愛するものを守り、その心を照らそうと懸命に生きてきた彼女が歌うから、言葉と音が流麗に溶け合うのだ。
一方、c/wの『Neonlight Lipstick』と『Ballerina』は、誰とどんな場所にいても、頭を空っぽにして音に乗れる最先端のエレクトロポップ。EDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)で最先端を、バラードで普遍性を。音楽で永遠と一瞬を表現できる歌姫は、世界中探しても、そうはいない。
Text/菊地陽子
安室奈美恵のレビューはエンタテインメント情報誌『オリ★スタ』2/10号(1/31発売)に掲載しています。
■SINGLE『TSUKI』
1/29(水)ON SALE
¥1,890(DVD付)
1.TSUKI
※映画『抱きしめたい ―真実の物語―』主題歌
2.Neonlight Lipstick
※コーセー ESPRIQUE TVCM ソング
3.Ballerina
※レコチョク TVCM ソング
4.TSUKI(Instrumental)
5.Neonlight Lipstick(Instrumental)
6.Ballerina(Instrumental)
最終更新:2月5日(水)8時0分
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表紙:藤ヶ谷太輔・菊池風磨・ジェシー |