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HOME > アプリマーケティングで役立つ5つのツール紹介+使い方と、各アプリ動向のまとめ
2014/03/05
2014/03/05

アプリマーケティングで役立つ5つのツール紹介+使い方と、各アプリ動向のまとめ

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D2C Rの竹林です。

今回は、アプリビジネスをする上で、市場動向を定点的にみたり、競合アプリを分析したり、新たなニーズを探るときに見たりしているアプリマーケティングに役立つツールのご紹介と、

どういう風にみているのか?を、最近の動向を交えてまとめてみました。

 

 

1.OSシェア状況から見えてくる市場感

『StatCounter』というWebサービスを活用して分析してみるとスマートフォン利用者のOSのシェア状況が分かります。
http://gs.statcounter.com/

 

そこから見えてきている近々の動向としては
「利用者という視点で見ると、既にiPhoneがAndroidの倍近い状況?」

StatCounter-os-JP-monthly-201101-201402

OSのシェア状況を調べたのが上記のグラフです。
特定のサイトへのアクセスしてくるユーザー情報を元に調べているので
ある程度アクティブなユーザーのOSのシェア傾向が、ザックリと見えてくるグラフです。

 

2011年9月頃に一時的に、iOSにAndroidが追いついた時期もあったのですが
現在は、日本においては、圧倒的にiOSの方がアクティブユーザーが多い状況
iOS:Android=2:1 ぐらいの割合にまでなってきています。
※注意:所有台数とか出荷台数とかとは違います。

 

 

2.検索ワードの動向から見えてくるユーザー動向や市場感

Google トレンドで検索ワードを見るとユーザーが探しているアプリの動向が見えてきます。

 

たとえば 「アプリ関係の検索が多くなるのも土日」

app-word

ダウンロードのボリュームが大きくなるのは土日というのは
ご存知の方も多いと思いますが、検索においても同様の動きがあります。

 

全体的な動向としては

「アプリというビッグワードでの検索のピークは過ぎてきている」

iPhoneアプリ、Androidアプリ、アンドロイドアプリ、というワードをGoogle Trendで調べてみた結果が以下。

apli-word

既にアプリというビッグワードの検索はピークを、向かえており減りつつあります。
※アプリ というビッグワードでも同様の傾向があったりします。

 

ちなみに、Yahoo!でも調べた情報もありますね。
http://promo.search.yahoo.co.jp/articles/2013/11/14_trend.html
Yahooでも同様、アプリというビッグワードでは検索ボリュームは減ってきています。

 

その他にも

「各アプリの認知状況や広告効果も知れる」
競合他社のアプリ名の認知を調べるのも面白いですね。
TVCM効果なども見えてくるとは思います。
以下は、トップセールス上位のアプリで検索されそうなワードをピックアップしてみたのが以下です。

cm-word

※mixiさんのモンスト(モンンスターストライク)の注目が非常にアップしているのが分かります
※ガンホーさんのパズドラ(パズル&ドラゴンズ)は恐ろしい検索数なので省いています。興味ありましたら検索してみてください。

 

 

3.ランキングチェックの動向から見えてくる競合アプリの動向

『AppAnnie』は、有名なサービスですので利用している方も多いとは思いますが
http://www.appannie.com/

appannie

無料アカウント権限内で、よく分析するパターンとしては、上位に来ているアプリが何をしているのか?という分析は、よく使っています。

 

ダウンロード数や、売上がジワジワ上がってきているか?
という部分まで見れるので、その効果は、一過性のモノか?どうか?
というのを見極めたりするのには、やはり便利です。
本当に、ユーザーに支持されている者は、やはり、じわじわ上がってきます。

 

また、他社アプリの広告出稿タイミングを分析するのにも、やはり便利ですね。

 

 

4.アプリのダウンロード数から見えてくる競合アプリの動向

『XYO』というWebサービスを利用すれば、競合他社のDL数なども分かってきます。
http://jp.xyo.net

xyo

特定のアプリを検索して、想定ダウンロード数を知るという利用の仕方もあるのですが
特定のアプリを検索すると、そのアプリに関連する、カテゴリの上位アプリとも
比較してみることが出来るので、競合アプリとの比較をする上で参考になります。

上記の図だと、FrilとiQONのダウンロード数の比較なんていうのも分かります。

 

 

5.海外アプリのランキングから探る新たなニーズ

日本だけでなく、以下のようなサービス、アプリで海外マーケットのランキングも、見ていたりもします。

・App DB の米国ランキング  とか
http://appdb.lab.applica.jp/us/
・国別人気アプリ Appspia Studio   とかで見ています。
https://itunes.apple.com/jp/app/guo-bie-ren-qiapuri-pro/id465230698?mt=8

appdb-us

 

面白いな~と思うのは、やはり、”米国”の、無料ランキングやソーシャルネットワーキング カテゴリのアプリで急上昇してくるアプリは、全世界に広がってきますので、新たなニーズを見る上で参考になります。
※中国、韓国などのランキングは特殊ですので、各国で受け入れられそうなアプリの傾向を感じとる上でも役立ちますので、よく見ています。

 

また、AppDBについては、過去のいついつのランキングまでも見れるので、過去を振り返って、見たい場合などもマーケティング的には役立ったりします。

 

 

以上、王道どころのサービスを5つほど紹介してみました。
アプリの市場感を把握する上で、参考になれば幸いです。

 

 

日々上記のようなアプリ動向についてつぶやいていたりしますので
気軽にお問い合わせください。
https://twitter.com/trendism
https://www.facebook.com/taku.takebayashi

 

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