よもちかブログ

「私の世界」の話をしよう。

「私の世界」と「あなたの世界」と「誰かの世界」

こちらの記事を読みました。

 

まるで世界はパラレルワールド - Happy☆Life

三次元空間に何かものがあるとして

10人の人がそれを見たとしたら

10通りの見え方がある

 

形は同じく見えても、価値が違うだろうし

もしくは形すら違って見えるかもしれない

 

 

これ、すごく分かる気がします。

私たちは「ひとつの世界」を共有しているような雰囲気になっているけど、

実は人それぞれ、違う世界に住んでいて、ときどき端っこのほうで

ちょこっとだけ交わっているだけで、本当は共有なんてしてないんじゃないか。

互いに独立した別個の世界に住んでいるんじゃないか。

完璧な客観的事実や、客観的真実なんて存在しないか、

あるいはものすごく不確かなものなんじゃないか。そんなことを考えます。

 

例えば、リンゴの赤色も、色覚障害の人から見たらそれは

多数派の人が見る「赤色」とは別の色だろうし、

全盲の人にとっては「赤色」なんて存在しないわけです(多分)

感覚過敏のある発達障害者にとってスーパーマーケットは

音と色と臭いの洪水でものすごく不愉快な場所なのですが、

そうではない人にとっては、買い物の出来る便利な場所ですし、

異性愛者から見える社会と、同性愛者から見える社会は

同じものではないと思います。

 

それぞれ「ひとつの同じ世界」を共有しているというより、

別々の「私の世界」に住んでいる、と考えたほうが、

私は、スムーズに「多様性」を理解できるように思います。

そりゃ分かり合えなくても、話が通じなくても当然だよなぁって思います。

 

人それぞれ、別々の「宇宙の法則」のなかで生きていて、

多少は共通するルールもあるんだろうけど、違う部分もあって

でも違うからといって変える必要も、あんまりないのかもしれません。

(他者に危害をくわえるようなルールは修正すべきだと思いますが)

 

そういうふうに考えているので、

「まるで世界はパラレルワールド」ってうまいこと言うなぁって思いました。

もしかしたら私たちはパラレルワールドに住んでいるのかも、と思うと、

ちょっとワクワクします。夢がありますね。

 

そんなふうに思います。

 

よもちかでした。