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朝食のパンと言えば、トーストが手軽でおいしく、親しまれています。スーパーマーケットなどのパンコーナーでは4枚切り、5枚切り、6枚切り、8枚切りの食パンとサンドイッチ用の10枚切り、14枚切りがよく見かけられます。4枚切りはおよそ3cmほどの厚さ(1斤は340g以上と決められているが、サイズに決まりはないので、あくまで目安の厚さ)、5枚切りは約2.4cm、6枚切りは約2cm、8枚切りは約1.5cmになります。関東では、6枚切りが売り場で大きな面積を占めていますが、関西では5枚切りが主力で、8枚切りは少ないのに対して4枚切りが売れていることがわかっています。山崎製パン広報担当者によると、関東では比較すると6枚切りや8枚切りの出荷・販売が多いのに対して、関西では、4枚切りや5枚切りの出荷・販売が多いそうです。
また、パンの消費量を見ると、関西の方が多いという統計になって現れています。(Q5をご覧ください。)
厚い食パンが好まれる理由ははっきりしません。8枚切りはトーストするとカリカリの食感を楽しむことができ、厚切りになると外側はカリカリで内側はもっちりとした味わいが楽しめるため、もっちりとした食感が好まれる関西で厚切りがよく売れるようになったのではないかという説もあります。
県庁所在市別食パン消費ランキング上位5位
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金額(円)
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数量(g) |
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全国平均
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8,800 |
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19,781 |
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1位
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神戸市
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12,614 |
京都市 |
25,434 |
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2位
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京都市
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11,725 |
神戸市 |
25,323 |
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3位
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奈良市
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11,518 |
奈良市 |
25,161 |
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4位
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高松市
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11,077 |
鳥取市 |
24,398 |
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5位
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和歌山市
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10,828 |
和歌山市 |
24,291 |
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| 家計調査平成20〜22年平均 |
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