2014年2月27日20時58分
JR東海は27日、東海道新幹線の最高速度を来春から、現在の時速270キロから285キロに15キロ引き上げる変更認可を国土交通省に申請したと発表した。1時間に1本の割合で走らせる計画で、東海道新幹線の速度が速まれば23年ぶり。東京―新大阪間は現在、最速で2時間25分だが、2~3分短縮できる見通しだ。
速度引き上げの対象となるのは、現在も走る車両「N700A」と改造後の「N700系」。同社は、ブレーキ性能の向上や、車体を傾けてスピードを落とさずにカーブを長く走行できるようにしたことなどで、安全性や快適性が確認できたとしている。
東海道新幹線は10月1日に50周年を迎える。JR東海によると、昨年末までに約55億人が利用している。
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朝日新聞社会部
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