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山形新幹線 デザイン一新 JR東日本

紫色をベースに外装のデザインを一新する山形新幹線の車両イメージ 山形新幹線のイベント列車の車両イメージ(JR東日本提供)

 山形新幹線の車両についてJR東日本は4日、4月から紫色をベースに外装のデザインを一新し、7月からは車内に足湯や座敷を設けたイベント列車を運行すると発表した。
 JR東日本によると、E3系車両の先頭部に山形県鳥のオシドリの羽をイメージした紫を大胆に使い、黄、赤のラインが入ったデザイン。ベニバナや樹氷といった山形の四季を表す四つのシンボルも描いた。7両編成で4月下旬から東京−新庄で定期運行する。
 またE3系を改造したイベント列車を、週末を中心に福島−新庄で運行する。列車では国内初という8人が楽しめる足湯のほか、バーカウンターや畳座敷のあるラウンジも備えた。外装も緑を基調にデザインを変更。6両編成で定員143人。
 いずれの外装も山形市出身の工業デザイナー奥山清行氏が担当。冨田哲郎社長は4日の定例記者会見で「山形に観光客を誘うきっかけにしていきたい」と話した。


2014年03月05日水曜日

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