ユニクロ:山口の本社「日本一早い入社式」に450人
毎日新聞 2014年03月04日 18時58分(最終更新 03月04日 21時59分)
カジュアル衣料品店「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングの入社式が4日、山口市佐山の本社であった。同社は「日本一早い入社式」と話している。
3月の入社式は、繁忙期となる5月の大型連休に向けた人材育成などが目的。2008年を除き、約20年前から、毎年3月1日付で新入社員を採用している。新入社員の大学卒業式出席は、特別休暇として認めている。
入社式には国内採用の新入社員450人が参加。このうち外国人留学生の採用は、海外展開をにらみ、過去最多の71人となった。
式で同社の柳井正(やない・ただし)会長兼社長は「最初の2、3年間が一番大事。一生懸命勉強を」などと激励。「3月1日入社で、皆さんが(卒業)旅行に行けず、大変すみません」と話すと会場が笑いに包まれる場面もあった。【吉川雄策】