ファームではアキレスの水中化にもトライしています。
これらは約半年を経て水中化半ばの個体群です。
アキレス種は自生地に水中群落はありませんので、こうして変化を楽しむのです。
下はその後半年を経てヴィロード状の赤葉が黒葉に変化しています。
商業先進国ホンコンの良心的なショップでは、水中化終了後の個体や写真を展示
して、入荷した個体が「このように変化します」 「水温や水質など環境次第ですが半
年から1年かかる事もあります」と説明しています。
それを買った人は自宅で日々世話しながら美しく変化していく様子を楽しむのです。
ところが日本人は幼児性が強いので、勢いブログで見た個体を欲しがります。
通信販売などで買うとブログのものと違う等とクレームが来るのです。
葉っぱは何枚付いているかーッウンタラ等々、ブケ類はサトイモ類なので根茎を見るべ
き植物、きっと基礎知識もないのだろーね。
それとも大量生産の工業製品と間違えているのでしょうか?
数千円の草に対して購入前の問い合わせのしつこさはアホらしい限りです。
1945年にマッカーサーが日本人の精神年齢は12歳と言いましたが、今は8歳位でし
ょう。
ブケ類は手に入れて、水槽に植え込んで、それで終わりではないのです。
その後の変化を楽しむのがブケ類栽培の醍醐味なのです。
そこへ草に保障を付けて注目を得ようとするオバカ採り子も出て来てコンニチハー、
採集のヘタクソさをカバーしているのか、密輸で少量しかないから高く売りたいのか
どちらかでしょうが、見事にスッテンコロリンと¥地に堕ちたモンだー。
単直に言うと、ポートフォリオを見下したか、無視したか、その意味を知らなかったか
のどれか1つか全部かだろう位は想像がつくのです。
スンダランド内のポートフォリオを100ロカにしてから出直しでんなー。
始める前に2-3年間かけて熱帯アジア全域の地図が正確に描けるほど時間とおカネ
をたっぷりと先行投資してから開始するべきでしたネー。
因みにインドネシアならば18000もの島の内30位予め下見しておくべきでしょう。
私は55の島を巡りました。
ショップもその殆どが余裕が無い自転車操業のペッペーばかり、入荷してすぐに発送
するのでホットポテトを客に投げつけている様相です。
キャンセル、踏み倒し何でも在りの今日この頃なのだそうです。
ある程度仕上げてから1個体づつ紹介しているショップなどあるのか、、、疑問ですなー。
それと、トリコロールも黒、白、緑の斑模様一辺倒人気のようです。
育てるコツを掴んだら、サトイモ類ならば違うタイプを人工的に受粉させて芸術品のような
葉柄の個体を作出する楽しみもあります。
日々の生活を彩るには自分で楽しみを考えて、創って増やしていくべきでしょう。