[東京 30日 ロイター] - タカラバイオ <4974.T>などバイオ関連株が高い。ナノキャリア <4571.T>やペプチドリーム<4587.T>、カイオム・バイオサイエンス <4583.T>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>、テラ<2191.Tなどが物色されている。

 各紙報道によると、理化学研究所などは29日、様々な臓器や組織の細胞に成長する新たな「万能細胞」を作る新手法にマウスで成功したと発表。作成した細胞はSTAP細胞と名付けられ、iPS細胞よりも効率が良いとされている。市場では「STAP細胞と直接関係はないが、同報道がバイオ関連株の刺激材料となった」(いちよし証券)という。きょうは全般相場が軟化するなかで手掛かり材料のある銘柄に個人の資金が集まっているという。