2014年03月04日(火) 18:49
松山市の産廃処理施設レッグを巡る問題で、中村知事は、松山市議会の姿勢について、メモ公開後も真実の追求など真剣な対応が見られないなどとして、痛烈に批判しました。「ここ数日の市議会の議論を見ていると、解明のために汗をかこうという気持ちがあまり伝わってきません。むしろ隠そうとしているのではないかという印象すら受けます。」中村知事は、県議会の代表質問に答えてこのように述べ松山市議会を批判しました。この問題は松山市の産廃業者レッグの最終処分場から汚水が漏れ出し、およそ77億円の対策費が必要とされるものです。この問題を巡っては、中村知事が、複数の松山市議の関与を指摘し、証拠だとしてメモの概要を先月公表しました。しかし市議会の自民などの会派では、市議が匿名になるなど詳細がわからないとして、特に対応しない姿勢をとっていて、市議会の代表質問ではメモの正当性を疑問視する声もあがっていました。中村知事の発言はこのような市議会の姿勢を批判したもので、知事は、メモの正当性を主張したうえで、事実が解明されなければ県費支出は難しいという考えを改めて示しました。
全国ニュースをお届け。
最新のニュースをストリーミングで配信してます。