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04 Mar 2014 13:42

安倍政権、恥ずかしげもなく離島・竹富島を直接攻撃

安倍政権、最南端の離島を圧迫
日本軍の蛮行を歪曲、島の住民たちは3年前の拒否を貫徹
「教科書変更を」 安倍政権発足後、政府レベルで圧力
竹富町の住民ら「安倍政権の圧迫には屈しない」

 沖縄県竹富町の慶田盛安三教育長は2011年8月23日、教科用図書八重山採択地区協議会が選んだ歴史歪曲(わいきょく)教科書を拒否した。戦争を正当化する内容を子どもたちに教えることはできないからだ。地区協議会が選択した教科書は、日本の侵略戦争について「東南アジアとインド人に独立の希望を抱かせた」と書いていた。故郷の人々に甚大な被害を及ぼした沖縄戦で日本軍が自決を強要したことに関しては「米軍の猛攻で隠れ場所を失った住民たちが自殺を選んだ」と歪曲した。韓国でも悪名高い右翼団体「新しい教科書をつくる会」系列の育鵬社版の教科書だった。これに反発した竹富町は、より中立的な東京書籍版の教科書を選んだ。

 長い戦いの始まりだった。日本の教育行政を担当する文部科学省は「違法」だとして待ったをかけた。「採択地区内の市町村の教育委員会は、『協議して』(中略)同一の教科用図書を採択しなければならない」と定めた「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」(教科書無償措置法)に背いているという理由からだ。竹富町は反発した。地区協議会がそもそも「協議」なしに一方的に歪曲教科書を選択したからだ。このとき日本では、歴史問題で自民党より普遍的な見方をする民主党が政権を取っていた。民主党が支配する文科省は、竹富町については教科書を無償配布しないというラインで問題を取り繕った。事実上の容認だった。竹富町は寄付金を募って中立的な教科書を購入し、生徒たちに無償で配布した。

 しかし2012年末、安倍晋三総裁率いる自民党が再び政権を取ったことで、問題は再燃した。野党時代の2011年、文科省に対して「直ちに竹富町に是正を要求し、強力な指導力で事態を収拾すべき」という内容の「抗議決議」まで行った自民党。竹富町は、首都東京から直線距離で2000キロも離れた離島だ。日本の最南端に属し、面積は334平方キロで、韓国の巨済島よりも小さい。人口は約3900人にすぎない。中央政府が、恥ずかしげもなく離島の町を直接攻撃しているのだ。

東京=アン・ジュンヨン特派員
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