外国人が使う身分証の偽物が国内で作られ、密売された在留カード偽造事件で、入管難民法違反容疑で再逮捕された中国人の無職陳徳軍容疑者(35)=同法の不法残留罪で起訴=が材料にした台紙とホログラムが、中国から持ち込まれたとみられることが4日、分かった。愛知県警は材料の入手ルートについても陳容疑者から事情を聴く。
県警によると、陳容疑者が偽造拠点にしていた自宅アパートからは2月、カード形に切り分けられたプラスチック製の台紙が約300枚、表面に貼るホログラムが約100枚押収された。ホログラムは本物のように色が変化しないものの、透かし模様があり、完成品は一目では偽物と分からないほど精巧だった。(2014/03/04-05:54)
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