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信長の父、信秀公の追善法要
03月04日 09時31分

信長の父、信秀公の追善法要
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戦国時代の武将・織田信長の父親の信秀公を偲ぶ法要が、命日にあたる3日、織田家ゆかりの名古屋市の寺で営まれました。
名古屋市中区にある「万松寺」は織田信長の父親の信秀が織田家の菩提寺として建てたもので、信秀の葬儀が行われた際に、信長が位牌に向けて焼香に用いられる抹香を投げつけたことでも知られています。信秀の命日には毎年、法要が営まれていて、3日は寺の本堂に檀家などの関係者30人余りが集まりました。
今年は位牌にお茶を供える「献茶」が初めて行われ、信長の弟が創設した茶道の流派の家元が自らたてた茶が供えられました。
そして、住職らがお経を読み上げる中、参加した檀家たちが次々と焼香し、信秀の遺徳を偲んでいました。
このあと室町時代から武家の間で好まれていた舞いを地元の保存会が披露し、この寺で460年以上続く法要を締めくくりました。
万松寺の大藤元裕住職は「信秀公の菩提を弔うために法要を毎年行っているが、舞いやお茶などで賛同する人が増えてありがたいです。
織田家ゆかりの情報をこれからも発信していきたい」と話していました。