2014年3月4日05時51分
朝日新聞社と福島放送による福島県民を対象とした世論調査で、国民の間で福島第一原発事故の被災者への関心が薄れ、風化しつつあると思うか、と尋ねたところ、「風化しつつある」は77%で、「そうは思わない」の19%を引き離した。
昨年3月の調査では72%対25%だったので、風化を感じる人が少し増えている。今年2月の全国世論調査で同じ質問をしたところ、69%対27%だったので、福島県民の方がより風化を感じていることがうかがえる。
また、福島の復興に道筋がついたかどうか、尋ねたところ、「大いに」「ある程度」を合わせた「ついた」は17%で、「あまり」「まったく」を合わせた「ついていない」は82%に達した。昨年3月の18%対80%とほとんど変わっていない。
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