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日銀 資金供給量が過去最高に
3月4日 11時08分

日銀が市場に供給しているお金の量を示す「マネタリーベース」は、デフレ脱却に向けた大規模な金融緩和によって先月末時点で204兆円余りと、過去最高を更新しました。

マネタリーベースは、世の中に出回っている紙幣と硬貨に、民間の金融機関が日銀に預けている資金=「当座預金」の残高を合わせたものです。
日銀の発表によりますと、先月末時点のマネタリーベースは204兆7525億円で、前の月よりも3兆8000億円余り増えて過去最高を更新しました。
これは、日銀が去年4月に、デフレ脱却に向けて大規模な金融緩和を導入し、大量の資金供給を続けているためで、マネタリーベースは、大規模緩和の導入前の去年3月末と比べて58兆円余り増えています。
日銀は、ことしの年末にはマネタリーベースを270兆円まで増やす計画で、これらの資金が融資に使われることなどを通じて企業活動の一段の活性化を図りたい考えです。

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