進学塾大手「名進研グループ」(名古屋市)の豊川正弘代表(64)は3日、指定暴力団山口組弘道会の資金源とされる風俗業者側に融資をしていた問題を受け、塾を運営する教育企画(同市)の社長を辞任した。同社が発表した。豊川氏は「塾生徒や保護者に大変なご迷惑とご心配をおかけした事実を真摯(しんし)に受け止め、深く反省する」とのコメントを出した。

 豊川氏は、教育企画と私立小学校「名進研小学校」(名古屋市守山区)を運営する名進研グループの代表も退いた。同社と豊川氏が3日、報道機関宛てに文書を送付し、明かした。2日の臨時株主総会や取締役会で豊川氏が辞意を伝え、承認されたという。

 豊川氏をめぐっては2004~05年、愛知県や愛媛県で性風俗店を展開する「ブルーグループ」実質経営者の佐藤義徳被告(56)=警官脅迫事件で実刑判決、別事件で公判中=やその側近に計6億円を融資したことが朝日新聞の報道で明らかになっている。