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【プロ野球】8日甲子園で藤浪VS大谷 プロ初の投げ合い2014年3月4日 紙面から
阪神・藤浪晋太郎投手(19)が8日の日本ハム戦(甲子園)で、大谷翔平投手(19)とプロ入り初めて投げ合うことが決まった。2日に日本ハムの栗山監督が登板を示唆したのを受け、和田監督が3日、起用を明言した。高校時代に聖地を沸かせた2人。甲子園で投げ合いを演じるのは、2012年のセンバツ大会(大阪桐蔭9−2花巻東)以来2年ぶりとなる。 球春を告げる青空が広がった甲子園。報道陣から、8日の日本ハムの先発は大谷と聞かされると、和田監督も迷わず呼応した。 「(藤浪で)いこうか。いいんじゃない。こっちもそのつもりでいる。交流戦以外でそういう機会はなかなかつくれないのでね。ファンの方に見てもらうせっかくの機会だからね」 ついに、野球ファンが待ちに待った対決が実現する。両者が投げ合うのは、12年のセンバツ大会以来2年ぶりだ。この試合では大阪桐蔭・藤浪が9イニング8安打2失点で勝利投手となった。一方の花巻東・大谷は制球に苦しみ、8イニング2/37安打9失点。藤浪から本塁打を放ったものの、全国制覇を果たした藤浪とは対照的に初戦で聖地を去った。 プロでの“対決”は2度目だ。ルーキーイヤーの昨季。5月26日の交流戦(甲子園)で、藤浪VS打者・大谷が対戦した。結果は3打数2安打。大谷に2本の二塁打を浴びたが、7イニング1失点で藤浪が勝利投手となった。 「オープン戦なので特に意識はしません」 甲子園での練習後、藤浪は自然体で、そう語った。今季は「先発3本柱」の一角として計算され、8日の登板は予定通り。あくまでシーズン開幕までの準備段階にすぎない。 この日は西宮神社を参拝した後、甲子園に場所を移し調整。中西投手コーチに「(チームと一緒に)福岡に行きたかったです」と話すなど終始リラックスモードだった。以前から「ライバルとは思っていないですけど、ファンの方は楽しみにしてくれている」と話してきた大谷との対戦。プロ入り後も続く2人の物語第2章がいよいよ幕を開ける。 (杉原史恭) PR情報
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