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【プロ野球】井端「2番遊撃」 フジイバでスタメン2014年3月4日 紙面から
前中日の巨人・井端弘和内野手(38)が4日の日本ハム戦(札幌ドーム)に「2番・遊撃」でスタメン出場する。3日の全体練習後、原辰徳監督(55)が明かした。巨人に移籍した後は2月20日のLG戦(那覇)に指名打者としてスタメン出場したことはあったが、試合開始時点から守備に就くのは初めてとなる。 「(4日は)二遊間のスタートを井端と藤村にします。なかなか機会がないから」と原監督。札幌ドームでの全体練習では一塁ベンチに座って、井端のグラウンドでの動きをチェック。すべてを見終えると、満を持して遊撃でのスタメン出場へのゴーサインを出した。 4日から札幌、関西、伊勢と続く遠征。原監督は攻守のバリエーションを試すのにふさわしい時期と考えている。井端のスタメンも心の中で温めるプランの一つ。遊撃には坂本という絶対的存在がいるが、実力至上主義をモットーとしている指揮官はこう断言する。 「レギュラーが決まったわけじゃないから」 井端も候補の一人。ならば、スタメン起用にためらいはない。コンビを組むのはキャンプで早朝特守に取り組んだ仲間の藤村。“フジイバコンビ”に指揮官は「スタートで出したらどうなるかを含めて、いろいろとできるゲーム」と期待をかける。 全体練習後の井端は多くを語ることなく、球場を後にした。しかし、自主トレ中から「虎視眈々(たんたん)と狙いますよ」とひそかな闘志を燃やし続けてきた。そのアピールの舞台は整った。北の大地で、培ってきた妙技をみせ、新たな足跡を記す。 (川越亮太) PR情報
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